《サイバネット・バックドア/Cynet Backdoor》 †
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、そのモンスターの元々の攻撃力より低い攻撃力を持つ
サイバース族モンスター1体をデッキから手札に加える。
この効果で除外したモンスターは次の自分スタンバイフェイズにフィールドに戻り、
そのターン直接攻撃できる。
ストラクチャーデッキ−サイバース・リンク−で登場した速攻魔法。
自分フィールドのサイバース族モンスター1体を一定期間だけ除外し、それよりも攻撃力の低いサイバース族をサーチし、その除外したモンスターに直接攻撃能力を付与する効果を持つ。
フリーチェーンの一時除外カードであり、サクリファイス・エスケープとして利用できる。
手札から発動可能な速攻魔法なので、その回避性能は《亜空間物質転送装置》を上回る。
帰還する際にはメインモンスターゾーンの任意の位置に配置できるので、相互リンクに関係するものの多いサイバース族リンクモンスターのカードの位置の調整に利用することも可能。
フィールドに存在する限り1度しか発動できない《ファイアウォール・ドラゴン》の効果を再利用することもできる。
フィールドに戻ったモンスターには直接攻撃能力が付与されるため、攻撃力の高いモンスターを除外できればフィニッシャーとなる事も見込める。
自己強化効果とフィールドを離れた場合に下級サイバース族を蘇生する効果を持つ《エルフェーズ》とは相性が良い。
更に、除外したモンスターの元々の攻撃力未満のサイバース族をサーチする効果も併せ持っている。
(1)の効果を使い終えた《バランサーロード》を除外して(2)の効果を発動させつつ、《サイバース・ガジェット》をサーチしてきて増えた召喚権で召喚、という流れができれば理想的。
1ターンに1度しか発動できない点以外はこれといった難点もなく、【サイバース族】における非常に便利なサポートカードといえる。
- 「バックドア」とは、コンピュータ用語で正規の接続にIDやパスワード等を必要とするシステムにおいて、そうした認証を回避して接続できる機能の事である。
システムの仕様として意図的にバックドアを付ける事もあるが、セキュリティの欠陥によってバックドアが生じたり、そうした欠陥を突いてシステムが不正に改鋳され、バックドアが作られてしまう事もある。
相手モンスターをすり抜けて直接攻撃できる効果は、こうした不正なバックドアの性質から来ているのだろう。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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