《サイバネット・マイニング/Cynet Mining》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル4以下のサイバース族モンスター1体を手札に加える。

 DARK NEOSTORMで登場した通常魔法
 手札コストを払う事で下級サイバース族サーチする効果を持つ。

 言うなれば手札コスト同名カード発動制限がついたサイバース族版の《増援》である。
 手札コストが必要なため単純に使うとディスアドバンテージだが、墓地肥やしにもなる。
 自己再生できる《ドットスケーパー》《斬機シグマ》などのように墓地にあった方が都合が良いサイバース族は少なくないので、状況次第では逆にメリットにもなり得る。
 《サイバース・ガジェット》《斬機ダイア》は、手札コスト蘇生対象を用意しつつサーチ可能なので、特に相性が良い。

 【サイバース族】全般で汎用性の高いサーチカードとして使用できるが、特に自己再生効果持ちが多い【サラマングレイト】とは相性抜群と言える。
 【サイバース族】以外でも、《ドラコネット》の様な初動として汎用性の高いモンスターをいち早く確保するために採用するのも考えられる。

  • 「マイニング/Mining」とは鉱山での採掘を表す単語だが、サイバース族関連であることを考えるとBitcoinに代表される「暗号資産(または仮想通貨)」のマイニングが由来だろう。
    ビットコインの取引は「ブロックチェーン」と呼ばれる台帳に記録されるが、この正統性をチェックするために計算コストの高い演算が必要となる。
    そこで、演算を分散して代行させるために他のコンピュータに計算を任せて、その報酬としてその通貨を得ることができる。
    この流れが鉱山から貴金属を得ることに似ているため、マイニングと呼ばれる。
  • イラストは仮想空間の鉱脈の様な場所から大量のコインが描かれており、両方の意味でのマイニングを意識しているのが窺える。
  • マイニングにはGPUを始めとする高性能のコンピュータと大量の電力が必要となる。
    それらの機器を休みなく酷使するため新しく機材を買い替える必要があり、高いコストが必要となる。
  • もしくは「データマイニング」も由来の可能性もある。
    「データマイニング」とはコンピュータに記録した顧客情報や購入、検索等の膨大な履歴(ビッグデータ)を解析して、一見しただけでは読み取れないような法則性、関連性を発見し、広告などの行為誘導に活かすことである。
    大量のデータから有益な情報を探しだす過程を同様に鉱山の採掘に例えたもの。
    もっとも、イラストにこちらを連想する要素はない。

関連カード

―《サイバネット・マイニング》が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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