遊戯王カードWiki - 《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》

《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー/Cybernetic Hidden Technology》 †

永続罠
相手モンスターが攻撃宣言を行う度に、自分フィールド上の「サイバー・ドラゴン」
または融合素材として「サイバー・ドラゴン」が記されている融合モンスター１体を墓地へ送って発動できる。
その攻撃モンスター１体を選択して破壊する。

　効果の発動の度にコストを要求するため、１回切りならばノーコストで発動できる《炸裂装甲》の下位互換になってしまう。
　複数回の効果の発動ができるならこのカードを優先する意義も出てくるが、２回目以降は発動が読まれてしまうので使いにくい。
　発動しておけば攻撃の牽制や除去を使わせることもできるが、コストとなるモンスターを除去してしまえば済むため、その用途で使用するのも微妙なところである。

　コストには展開後フィールドに残った《サイバー・ドラゴン》扱いとなる下級モンスターを使いたい。
　《サイバー・ドラゴン・コア》はこのカードをサーチでき、コストにもなれるため二重に相性がいい。
　《オーバーロード・フュージョン》に繋げるのであれば《サイバー・ドラゴン》関連のモンスターがフィールドにあろうが墓地にあろうが同じなので、コストも実質的に軽減できる。
　しかし、《サイバー・ドラゴン・コア》には他に扱いやすいサーチ先も多く、それらを蹴ってまで防御的かつ単体で使用できないこのカードを投入することは躊躇われる。
　ファンデッキ寄りの【サイバー・ドラゴン】でもない限り、積極的に採用する必要はないだろう。

アニメの効果は、コストが「サイバー」と名のついた機械族モンスターであり、破壊効果にバトルフェイズを終了する効果が付随していた。
また、それとは別に表側表示のこのカードと「サイバー」を墓地へ送ることで、相手モンスターを１体破壊する効果を持っていた。
OCG化に際し、弱体化したと言える。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALではCPUカイザー亮が使用。
《サイバー・ヴァリー》・《進入禁止！ＮｏＥｎｔｒｙ！！》と併せて使用するので、攻撃が通らずデュエルが停滞しがちになる。
そこで手をこまねいていると《サイバー・ドラゴン》と《リミッター解除》による１ターンキルの可能性が出てくる。

Ｑ：墓地へ送るのはコストですか？
Ａ：コストです。（08/03/19）

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