《サンダー・ボトル/Raigeki Bottle》 †
永続罠
自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃宣言をする度に、
このカードに雷カウンターを１つ置く。
雷カウンターが４つ以上乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
GENERATION FORCEで登場した永続罠。
自分のモンスターが攻撃宣言する度に雷カウンターを置く効果、４つ以上ある場合に自身を墓地へ送る事で相手モンスターを全て破壊する効果を持つ。
雷カウンターを４つ乗せれば、《サンダー・ボルト》と同等の効果となる。
しかし、それには４回も攻撃しなければならず、通常ならばその前にこのカードが除去される可能性が高い。
また、攻撃宣言を行える状態ならばモンスターの戦闘破壊が狙える場面なので、モンスター除去を行いたい場面も少ない。
そのため、以下のようなカードとコンボを狙うことになる。
- 自爆特攻：リクルーターや《ギガンテック・ファイター》等で自分のモンスターを減らさず攻撃宣言回数を稼ぐ。
戦闘ダメージこそ受けてしまうものの、リクルーターでフィールドを整えた後の除去手段として使うこともできる。
《キラー・トマト》を３体連続で自爆特攻させた上で《首領・ザルーグ》で攻撃宣言し、そのバトルステップ中に破壊効果を発動して直接攻撃を決めてハンデスなどといった芸当も可能。
- 直接攻撃：《マジック・ストライカー》などの展開しやすいダイレクトアタッカーを多く採用し雷カウンターを溜める。
《ＬＬ−アセンブリー・ナイチンゲール》ならば、エクシーズ素材が４つ以上あれば、１体で条件を満たせる。
- 戦闘破壊耐性＋連続攻撃：《魔界劇団−ティンクル・リトルスター》や《月光舞猫姫》がこれを満たす。
前者ならば、雷カウンターを３つまで貯められ、もう１体用意できれば条件を満たせ、後者ならば相手フィールドにモンスターが２体以上いれば条件を満たせる。
- 《幾星霜》：発動条件の関係上構築は制限されるが、バトルフェイズを増やして攻撃を増やせる。
破壊効果はフリーチェーンであるため、攻撃宣言を行い、４個目の雷カウンターを乗せた直後のバトルステップに使える。
また、相手ターンに任意のタイミングで使用可能。
そのため、４体以上のモンスターで制圧した後に、返しのターンでの相手の展開を妨害すると言った使い方もできる。
【天盃龍】ならば積極的に攻撃宣言を行うデッキである故、次の相手ターンの妨害として使える様に見えるが、このデッキは後攻を取る事が多い上にこのカード自体も罠カードであるためラグが大きく、このカードにメインデッキの枠を割けるかどうかは疑問が残る。
- 原作・アニメにおいて―
アニメVRAINS第32話で島直樹が見ているネットのハンドルネームの１つに「サンダー・ボトル」という名前がある。
同シーンでは多くのOCGカードの名前を少しもじったものがハンドルネームに使われているのだが、何故かこのカードのみカード名がそのまま使われている。
他のハンドルネームが、放送時の禁止カードの捩りであることを踏まえると、《サンダー・ボルト》をもじった名前が偶々このカードと一致したのだろうか。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Ｑ：雷カウンターが置かれる効果はチェーンブロックが作られますか？
Ａ：いいえ、作られません。(11/04/21)
Ｑ：モンスターを破壊する効果はどのフェイズにも送ることができますか？
Ａ：スペルスピード２なので、ダメージステップ以外なら自分のメインフェイズ以外のフェイズでも墓地へ送って発動する事ができます。(11/04/16)
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