《シモッチによる副作用/Bad Reaction to Simochi》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手ライフを回復する効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。
Mythological Age −蘇りし魂−で登場した永続罠。
相手のライフ回復効果をダメージ効果に変える効果を持つ。
相手が自身のライフ回復を取り入れたデッキであることは非常に稀なので、メタカードとしての役割ではなく、こちらから相手を回復させるコンボデッキでこそ活きるカードである。
そして、これに特化した専用デッキが【シモッチバーン】である。
《真実の眼》などの「代償としての回復」を逆手に取ったり、《ギフトカード》や《運命の分かれ道》などで大ダメージを狙うのが主なコンボ。
特に《ギフトカード》は凄まじく、《青眼の白龍》級のダメージを与えるまさに悪夢の贈り物となる。
実質ノーコストのバーン+デッキ圧縮となる《成金ゴブリン》、除去+バーンとなる《サイコ・イレイザー》や《イチロクの魔物台帳》など、「バーン+α」の効果に変貌するカードも多い。
類似効果の《堕天使ナース−レフィキュル》に比べると、永続罠である故サーチが難しく即効性も劣る代わりに奇襲性は高い。
セット状態からはできるだけ回復カードにチェーンさせる形で発動したいが、《超融合》などで強制的にチェーンを止められてしまう危険性には注意。
《魂吸収》を併用する除外デッキには恐るべき死の罠となる。
環境次第ではあるが、サイドデッキに1枚だけ仕込んでおくのも良いだろう。
《ネクロフェイス》とのコンボで、本格的なメタカードとして機能するようになる。
《魂吸収》適用下で《封印の黄金櫃》などで《ネクロフェイス》を除外、《ネクロフェイス》の効果発動にチェーン。
これ一回で、即勝利することも十分に可能である。
《E・HERO スチーム・ヒーラー》のようなライフ回復効果を持つモンスターを送りつけ、リクルーターで自爆特攻を繰り返す手もある。
- 副作用とは、治療のための医療行為(投薬など)によって起こる作用の内、目的にそぐわないか患者に有害な影響を与える作用のこと。
目的に沿う作用のことは主作用と言う。
- 登場から20年以上が過ぎた現在でもなお、「シモッチ」が何を指すのかは不明。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ「乃亜編」における「本田&御伽&静香vsビッグ4(大田)」戦において静香の手札にあるのが確認できる。
- アニメVRAINS第25話にて、SOLテクノロジー社の北村セキュリティ部長を誹謗中傷するネットユーザーのハンドルネームの1つに「アロマシモッチ調理師ビート」なる名前が確認できる。
関連カード †
―類似効果
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手の《シモッチによる副作用》適用中に、相手が《ギフトカード》を発動した場合、これに《地獄の扉越し銃》や《痛魂の呪術》をチェーンして発動し、相手にダメージを与えることができますか?
A:できます。(08/07/01)
Q:相手の《シモッチによる副作用》適用中に、自分が《黄金の天道虫》を発動しました。
この時、自分フィールドにカードが存在しない場合、手札から《冥府の使者ゴーズ》を特殊召喚できますか?
A:自分のカードによるダメージとして扱うため、できません。(10/08/06)
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