《ジェムナイト・アレキサンド/Gem-Knight Alexandrite》 †
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1800/守1200
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「ジェムナイト」通常モンスター1体を特殊召喚する。
DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−で登場した地属性・岩石族の下級モンスター。
自身をリリースすることで、通常モンスターのジェムナイトをリクルートする起動効果を持つ。
基本的にこのカードよりも攻撃力の高い《ジェムナイト・クリスタ》や《ジェムナイト・ガネット》をリクルートすることになる。
召喚権を利用しなければならないものの、状況に応じて必要な融合素材を選択できるため融合召喚を狙う際にも重宝する。
《召喚僧サモンプリースト》の効果で特殊召喚して自身をリリースすれば、結果的に2枚分のデッキ圧縮になる。
《E・HERO プリズマー》でも同様の利用法が可能だが、こちらは《ジェムレシス》でサーチ可能であり、墓地融合の際に融合素材となる。
呼び出すジェムナイトを融合素材にするだけならば《ジェムレシス》で充分であり、またデッキから通常モンスターのジェムナイト2体を引っ張ってこれる《レスキューラビット》の存在もある。
前者に関してはこちらはジェムナイトの融合素材になり、《ジェムナイト・フュージョン》のサルベージのコストにできるといった差別点もあったが、《ジェムナイト・ジルコニア》の登場以降はその差も一気に縮まってしまった。
下級アタッカーとしても《ジェムナイト・ガネット》・《ジェムナイト・サニクス》が存在しており、それらで十分なことが多い。
よって現在は、《ジェムナイト・クリスタ》を採用する場合に一緒に採用する程度という立場に落ち着いている。
限定的な立場に見えるが、【ジェムナイト】だけではなく【ダーク・ガイア】や【岩石族】等にも組み込めるので、意外と採用場所は広い。
- カード名の由来は「アレキサンドライト(alexandrite/またはアレクサンドライト)」だろう。
1830年にロシア帝国のウラル山脈で見つかり、皇帝ニコライ1世に献上された日が皇太子アレクサンドル2世の12歳の誕生日だったため、この名前が付けられた。
反射する光線のスペクトル系統、鉄やクロムの含量によって、色が変わって見えるのが最大の特徴。
太陽光と蝋燭等の光ではスペクトル系統が異なる為、昼と夜に違う色の輝きをする石として知られていた。
ウラル山脈で発見された際はこの変色する特性を坑夫達に「神のいたずら」と称されたという。
イラストは光の三原色と同じように赤・緑・青に輝いており、ジェムナイトと入れ替わる効果はここから取られたものだろう。
産出量が少なく非常に高価なことで知られ、婚約指輪にも使用されている。
6月の誕生石であり、石言葉は「秘めた思い」「高貴」「情熱」。
- 真澄の融合召喚時の口上では「昼と夜の顔を持つ魔石」と称されている。
- コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALに登場する際、このカードだけ虹色に輝く。
理由は上記に基づいていると思われる。
また、イベントモードではカーリーなのさが【ジェムナイト】で使用。
効果使用時には「ありがとう……アレキサンド……」という専用台詞を喋る。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《ジェムナイト・アレキサンド》 効果モンスター モンスター 星4 地属性 岩石族 攻1800 守1200 ジェム ジェムナイト