遊戯王カードWiki - 《スプライト・ブルー》

《スプライト・ブルー/Spright Blue》 †

効果モンスター（制限カード）
星２/闇属性/雷族/攻1100/守1000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドにレベル２またはランク２のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2)：このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「スプライト・ブルー」以外の「スプライト」モンスター１体を手札に加える。

　POWER OF THE ELEMENTSで登場した闇属性・雷族の下級モンスター。
　レベル２またはランク２が存在する場合に手札から特殊召喚できる条件による特殊召喚効果、特殊召喚に成功した場合に同名カード以外のスプライトモンスターをサーチできる誘発効果を持つ。

　(1)は闇属性のスプライト共通の自己特殊召喚効果。
　（なお炎属性のスプライトはレベル２とリンク２を指定している。）
　フィールドにレベル２・ランク２が存在すれば連鎖的に特殊召喚できる。
　【スプライト】では勿論の事、【ランク２】を始めとするレベル２を中心とするデッキに単体採用も検討できる。

　(2)はスプライトモンスターのサーチ効果。
　トリガーは特殊召喚であるため、(1)や《ギガンティック・スプライト》・《スプライト・エルフ》・《スプライト・スターター》などで満たすことになる。
　上述の通りスプライトは共通効果により自己特殊召喚できるため、サーチ後すぐに展開できる。

環境で活躍した【スプライト】の抑制のために23/04/01に制限カードに指定された。

モチーフは超高層雷放電の一種「ブルージェット」と思われる。
レッドスプライトよりも低い成層圏上部付近で見られる放電現象であり、青く細長いのが特徴。
雷雲から上に伸びるため「上向きの雷」とも呼ばれる。

イラストの靴やヘッドホンなどにてんびん座のシンボルマークが見られる。

原作・アニメにおいて―
漫画OCGストラクチャーズの「ストロング十九vsサイキック天道」戦で天道が使用。
《スプライト・スターター》でリクルートされ、(2)で《スプライト・ジェット》をサーチ。
そして《深海のディーヴァ》と共に《スプライト・スプリンド》のリンク素材となった。
その後《スプライト・スマッシャーズ》の(1)のコストで墓地から除外され、《ネメシス・コリドー》の対象となりデッキへ戻った。

コナミのゲーム作品において―
「マスターデュエル」では、デュエルフィールドの端に配置される「メイト」の１体としてこのモンスターが登場している。
説明文に「「無尽機関」の分身体でもあるエネルギー生命の一つ。」と記載されているため、《無尽機関アルギロ・システム》から生まれた存在のようだ。
攻撃時には、走る構えを取ったあと一瞬だけ姿を消す様子が見られる他、勝利時には左腕を天に掲げる。
なお、敗北時は悔しそうに地団駄を踏む。
- 同ゲームでは、23/06/08からのリミットレギュレーションで準制限カードに指定されている。