《ダブルヒーローアタック/Double Hero Attack》 †
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターが存在する場合、
自分の墓地の「HERO」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
20th ANNIVERSARY DUELIST BOXで登場した速攻魔法。
《E・HERO ネオス》を融合素材に指定する融合モンスターがいる時にHERO融合モンスターを召喚条件を無視し蘇生する効果を持つ。
発動条件があるものの、速攻魔法であるため即効性・応用性は高い。
HERO融合モンスターは融合召喚・チェンジ以外での特殊召喚制限が多く蘇生が組み込みづらい傾向のため、それを無視できる意義は大きい。
攻撃的に使うなら、攻撃が通ると確信したバトルフェイズ中に追撃をかければ大きく切り込める。
逆に防御面では、《E・HERO アブソルートZero》を全体除去にチェーンした蘇生で巻き込むことで、狙いを崩すことが可能。
《M・HERO ダーク・ロウ》のように相手の行動に大きく干渉するものは、特に相性が良い。
ただ、課題となるのはその発動条件。
墓地に蘇生制限を満たした融合モンスターのHERO、フィールドに《E・HERO ネオス》を融合素材に指定する融合モンスターが1体以上必要なため、単純に考えても2回融合召喚している必要がある。
加えて、フィールドの方は《E・HERO ネオス》を融合素材に限定するため、選択肢もまた限られてくる。
【コンタクト融合】の場合は、発動条件となる融合モンスターが主軸にはなるが、相性としては少々難点がある。
コンタクト融合は融合召喚のE・HEROと異なり、元々蘇生が可能であるため、あえて発動条件の厳しいこのカードを使う必要がない。
それに加え、共通デメリットから墓地ではなくエクストラデッキに戻ることも多いためである。
また、《E・HERO ネオス》を融合素材とする中で特に有力な1体である《レインボー・ネオス》はHEROではないため蘇生できない。
そのため、【正規融合】主体の【E・HERO】に使用すると良いだろう。
《E・HERO ブレイヴ・ネオス》および《E・HERO ネオス・ナイト》であれば《沼地の魔神王》の代用で融合召喚ができるため、無理に《E・HERO ネオス》を使わなくて済む。
特に《E・HERO ブレイヴ・ネオス》はこのカードをサーチできる点からもシナジーが強い。
《インスタント・コンタクト》であれば《E・HERO ネオス》を融合素材に指定する融合モンスターの特殊召喚を1枚で行える。
E・HERO以外のHEROを蘇生することもできるため、《フュージョン・デステニー》で融合召喚し自壊した融合モンスターを蘇生するといったことも可能。
融合召喚した《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》を融合素材に《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》を出し、《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》を蘇生させることも考えられるか。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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