遊戯王カードWiki - 《デス・メテオ》

《デス・メテオ/Meteor of Destruction》 †

通常魔法
相手ライフに１０００ポイントダメージを与える。
相手ライフが３０００ポイント以下の場合このカードは発動できない。

　FLAMING ETERNITYで登場した通常魔法。
　相手ライフが3000以下の場合に発動できない発動条件、相手に1000ダメージ与える効果を持つ。

　単体のバーンカードとしては、初期ライフの８分の１を削れる最高峰の性能を持つ。
　ビートダウンデッキでは手札１枚で1000ダメージだと割に合わないが、【フルバーン】では「カード１枚あたり1000ダメージ」のコンセプトに合う。
　また、自分への被害がない点では《火炎地獄》にすら勝り、条件こそあるもののほぼ安定した火力となる。

　ただし、現在はファンデッキでも１ターンキル、もしくはそれに準じたダメージを叩き出せるデッキが多く、また展開したモンスターは相手の攻撃を防ぐ盾にもなる。
　さらに、《火炎地獄》は自分へのダメージをコンボに利用できる。
　それに対して、使い捨てで追加効果の無いこのカードは、バーンデッキであっても漠然と投入するだけでは単なる効果ダメージに終わってしまう。
　よって、相性の良いカードと併用し、上手く使っていきたい。

　《火炎地獄》とは無理に差別化するよりも、積極的に併用するのがいいだろう。
　通常魔法なので、《連弾の魔術師》の効果も共有できる。
　また、【フルバーン】には致命的となる《封魔の呪印》を回避する意味でも分けて採用する意義はある。

原作・アニメにおいて―
「バトルシティ編」の「遊戯vs城之内（洗脳）」戦において、洗脳された城之内が使用。
バトルシティのルールでは禁止カードとされている、「プレイヤーに直接ダメージを与える魔法カード」の１枚で、マリクの策略により投入された。
遊戯のライフポイントが1000以下となっている状況でドローし、マリクは勝利を確信していたが、原作効果の《精霊の鏡》によってコントロールを遊戯に奪われた。

原作・アニメでは発動制限がなく、さらにアニメでは発動プレイヤーにも500ダメージを与えるという《火炎地獄》のような効果を持っていた。
またイラストには《融合》のような渦が描かれており、実際のソリッドビジョンではそこから火の玉が発射されている。

原作ではこのダメージにより勝敗が決するも、直後に城之内が自身のターン中に遊戯がコントロールする《真紅眼の黒竜》に自らを攻撃させ、自分のライフポイントも０にして相打ちとなる、《真紅眼の黒竜》と城之内との絆を表わすシーンが演出された。
- アニメではテキストに記述はないが、発動直後に相手モンスターの攻撃を誘発できる効果が付与され、上記のシーンのルール上での一応の整合性の確保が図られている。
  なお、この状況での原作とアニメにおける城之内の残りライフの違いで、アニメでは仮に《精霊の鏡》で跳ね返しても城之内のライフが０にならない。