遊戯王カードWiki - 《バーニング・ドラゴン》

《バーニング・ドラゴン/Burning Dragon》 †

効果モンスター
星８/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札に存在し、相手フィールドにモンスターが２体以上存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札から魔法カード１枚を捨てて発動できる。
フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

　Ｖジャンプ(2022年5月号開始)　一年間定期購読特典で登場した炎属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
　相手モンスターが２体以上存在する場合に手札から自身を特殊召喚できる起動効果、召喚・特殊召喚に成功した場合に手札の魔法カードを捨て、フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する誘発効果を持つ。

　(1)は自己特殊召喚効果。
　相手依存とはいえ、先攻１ターン目でもなければそれほど難しくない条件で自己特殊召喚でき、そのまま(2)の効果に繋がる。
　それ以降は効果を持たずアタッカーにするにはやや攻撃力が低めなため、このカードを素材として活用できることを前提で採用したい。
　特に《焔征竜－ブラスター》からサーチする炎属性・ドラゴン族としては、事故を起こしにくい大型モンスターということでひとつの候補になる。

　(2)はフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する効果。
　実質、手札の魔法カードを《大嵐》に変換する効果となる。
　魔法・罠カードによる妨害をなくせるとはいえ、妨害がある場合はそもそもこのカードの特殊召喚や効果を妨害されやすいのが難点。
　一応このカード自体に妨害を強制できるため、後続を通しやすくなったと考えれば無駄にはならない。
　破壊された場合の効果を持つペンデュラムモンスターなどとのコンボは可能。

原作・アニメにおいて―
漫画GXの「万丈目＆翔vsクロコダイル＆オブライエン」戦で万丈目が使用。
魔法カード《竜の嗅覚》により手札から特殊召喚され、効果で相手の魔法・罠カードを全て破壊した。
その後は万丈目・翔のアタッカーとして活躍していたが、《レプティア・エッグ》を攻撃した際にオブライエンの罠カード《エレクトリック・ショック》により攻撃を無効にされ弱体化された。
返しのクロコダイルのターンに《ダーク・アリゲーター》に戦闘破壊されたが、罠カード《不死の竜》で蘇生されアリゲーター・トークンの直接攻撃を防いだ。
最終的に《ミサイルロイド》の効果で弱体化されたアリゲーター・トークンを戦闘破壊してフィニッシャーとなった。
攻撃名は「バーニングブレス」。

漫画では(1)の効果が存在しなかったが、代わりに(2)の効果の手札コストが不要だった。
OCGの(1)の効果は上記の《竜の嗅覚》を内蔵したものであり、(2)の効果に追加された手札コストは《竜の嗅覚》を使って特殊召喚した（魔法カードを１枚使用した）ことが由来だろう。

Ｖジャンプカードフェスタ2008などで配布されたＶジャンプスターターブックに掲載された、石塚２裕子氏による漫画版GXの第30話をモチーフにしたパロディ漫画『犬遊戯でいこう』において、パロディカードである《バーニソグ・ドラゴソ》が登場した。
Vジャンプカードフェスタでの商品、及び単行本『犬辞林』の購入者プレゼントとしてこの《バーニソグ・ドラゴソ》の図書カードが出されているが、もちろんデュエルには使用できない。