《ピアニッシモ/Pianissmo》 †
速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターの元々の攻撃力は100になり、戦闘・効果では破壊されない。
クラッシュ・オブ・リベリオンで登場した速攻魔法。
自分のモンスター1体の元々の攻撃力を100にして破壊耐性を与える効果を持つ。
《ハーフ・シャット》のステータス減少幅を増やし、破壊耐性の範囲をより広くしたような効果だが、相手モンスターに使うことはできない。
影響があるのは元々の攻撃力という点でも違いがある。
基本的に破壊効果にチェーンし、自分のモンスターに破壊耐性を付与して守る使い方になる。
ステータスが大幅に減少して戦闘ダメージを受けやすくなるため、相手の行動を制限する守備表示の永続効果持ちなどに使いたいところ。
元々の攻撃力が100になるので、《機械複製術》を使う手もある。
《魔界の足枷》でも似たようなことはできるが、《サイクロン》等で妨害されないのが強みである。
《アマゾネスの剣士》など戦闘ダメージを相手に与えるカードと相性が良く、1ターン限りだが安全にダメージを与えられる。
《閃光の双剣−トライス》や《立ちはだかる強敵》などとコンボすることでより大きなダメージを与えることができる。
《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》は自壊も戦闘破壊も防げるため、大ダメージこそ受けるが上手くいけば2回以上効果を発動できる。
同様に生き残る事で効果を発揮するリバースモンスターの場合、ダメージステップなので妨害されにくい上にメインフェイズ2の破壊も防げるため扱いやすい。
また、変動するのは元々の攻撃力だけのため、守備表示のモンスターや元々の攻撃力以外が変動しているモンスターにとってはデメリットにならない。
フォーチュンレディは元々の攻撃力「?」が100になった上で、攻撃力は自身の永続効果が適用された数値になるため、ステータスに影響なく破壊耐性だけを得られる。
自分のモンスターに使った後で、相手に送りつけてサンドバッグにするという手も考えられる。
だが、それなら最初から《アルカナフォース0−THE FOOL》等を採用した方が手っ取り早いだろう。
- 「ピアニッシモ」とは、音楽の強弱記号で「とても弱く」を表す。
100だけ残るのは、どんなに弱くしても音が出るからだろうか。
反対に、「とても強く」を表す記号は「フォルテシモ」である。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:元々の攻撃力が100のモンスターを選択して発動できますか?
A:はい、発動でき、耐性効果は適用されます。(15/04/25)
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