《ファイヤー・エジェクション/Fire Ejection》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから炎族モンスター1体を墓地へ送る。
この効果で「ヴォルカニック」モンスターを墓地へ送った場合、さらに以下の効果から1つを選んで適用できる。
●そのレベル×100ダメージを相手に与える。
●相手フィールドに「ボムトークン」(炎族・炎・星1・攻/守1000)1体を特殊召喚する。
このトークンが破壊された時にそのコントローラーは500ダメージを受ける。

 デュエリストパック−爆炎のデュエリスト編−で登場した通常魔法
 デッキから炎族墓地へ送りヴォルカニックを送った場合はバーン相手フィールドへのボムトークンの生成のいずれかを適用できる効果を持つ。

 簡単に言えば炎族専用の《おろかな埋葬》である。
 炎族全体を墓地へ送れるが、少なくとも【ヴォルカニック】ではヴォルカニックを送るのが基本であろう。
 ヴォルカニックには墓地で使用する効果を持つものが多く、墓地コストを求めるカードも多いため、単なる墓地肥やしでも十分に役立つ。
 ヴォルカニック以外では墓地から特殊召喚できる《マグマッチョ・ドラゴン》《The blazing MARS》《ラヴァル・アーチャー》あたりが墓地へ送る候補となる。
 蘇生手段が他にあるなら《業火の結界像》《灼熱ゾンビ》《ネメシス・フラッグ》なども良いか。
 《真炎の爆発》を採用するデッキでは守備力200を墓地へ送り蘇生の頭数を増やす用途でも使用できるだろう。
 【ラヴァル】には《炎熱伝導場》が存在するが、サーチの難しいカードであるためこのカードとの併用も検討できる。

 ヴォルカニックを送った場合は追加でバーン相手フィールドへのボムトークンの生成を選べる。
 前者のバーンに関しては、レベル8の《ヴォルカニック・エンペラー》、または《ヴォルカニック・デビル》を送った場合の800バーンが最大値となる。
 特に《ヴォルカニック・エンペラー》は、あちらが墓地から自身を特殊召喚できる点や特殊召喚墓地コストが求められる点でも噛み合いは良い。

 後者のボムトークン生成に関しては、同様の効果を持つ《ヴォルカニック・トルーパー》のページも参照。
 こちらの場合、自分フィールドモンスターを置かないまま相手フィールドトークンを生成できるので、《拮抗勝負》相手フィールド除去するコンボにも有用。

  • 「エジェクション」(イジェクション)については、《シンクロ・イジェクション》も参照。
    ヴォルカニックのモチーフを考えると、このカード名が指す「エジェクション」とは銃の排莢(使用済みの薬莢を排出すること)を指す意味のものだろう。
    排莢口を「エジェクションポート」と言うなど、この意味では「エジェクション」の表記をするのが通例である。

関連カード

イラスト関連

収録パック等


Tag: 《ファイヤー・エジェクション》 魔法 通常魔法

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