《ブリキンギョ/Tin Goldfish》 †
効果モンスター
星４/水属性/機械族/攻 800/守2000
(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル４モンスター１体を特殊召喚する。
DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス！！−で登場した水属性・機械族の下級モンスター。
召喚に成功した時、レベル４モンスターを手札から特殊召喚できる誘発効果を持つ。
自身の効果により効率的にランク４のエクシーズ召喚につなぐことができる。
シンクロ素材にできないなどといった制約もないため、レベル４チューナーを出せばレベル８シンクロ召喚との使い分けも可能。
《ロード・シンクロン》を特殊召喚すれば《氷結界の虎王 ドゥローレン》などのレベル６シンクロ召喚と、《ギアギガント Ｘ》などのランク４エクシーズ召喚を両立できる。
直接のライバルとなるのは、同レベルで類似効果を持つ《ゴブリンドバーグ》だろう。
こちらは《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》やガジェットなどの「時の」任意効果のタイミングを逃すことなく発動でき、壁として使える守備力も合わせ持つ。
その代わりに《奈落の落とし穴》や《激流葬》などの召喚反応型の罠カードから守ることはできない。
また、汎用的なリンク召喚などレベル縛りがゆるい場合には、レベル３以下のモンスターも特殊召喚できる《切り込み隊長》の方が融通が利く。
召喚に成功した時の効果を持つものと併用してランク４のエクシーズ召喚を狙う場合は《フォトン・スラッシャー》や《カゲトカゲ》の方が適役である。
通常召喚前提の運用、かつ、低い攻撃力故に《転生炎獣アルミラージ》のリンク素材にもなりやすいのは、上述のモンスター達には無いこちらの運用幅になり得る。
いずれにせよ競合相手は多いため、属性・種族で差別化が必要となる。
属性・種族に注目した場合、このカードは水属性・機械族の縛りをクリアできる。
【ガジェット】などでは、自身もエクシーズ素材となれる《ギアギガント Ｘ》からのサーチ・サルベージが可能であり、相性が非常に良い。
この役割は《ゴールド・ガジェット》・《シルバー・ガジェット》と被りがちだが、併用すれば《ギアギガント Ｘ》のエクシーズ召喚がより狙いやすくなり、３体分のエクシーズ素材の確保も容易なので併用も十分考えられる。
《バハムート・シャーク》を出す場合のエクシーズ素材としても利用しやすく、レベル４水属性があれば即座にエクシーズ召喚可能。
《サルベージ》でこのカードと任意の水属性のレベル４モンスターを回収すれば手札消費１枚でエクシーズ召喚に繋げられる。
【Ｅ・ＨＥＲＯビート】でも属性とレベルが同じ《Ｅ・ＨＥＲＯ バブルマン》や《Ｅ・ＨＥＲＯ オーシャン》と噛み合いが良い。
《バハムート・シャーク》のエクシーズ素材、《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ》の融合素材、《マスク・チェンジ・セカンド》で《Ｍ・ＨＥＲＯ アシッド》に繋げる役を兼用でき、多岐に渡る戦術の軸を担える。
特にサポートカードを利用しない場合でも、縛りがなく墓地メタ効果を持つ《深淵に潜む者》の強化を行えるため、多少なりとも場持ちをよくできる。
- 名前は「ブリキ」と「金魚」を掛けている。
デザインのモチーフになっているのは、水に浮かせて遊ぶ金魚のブリキ玩具だろう。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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