《プリマ・マテリアクトル》 †
ペンデュラム・通常モンスター
星3/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのXモンスターの攻撃力は、フィールドのX素材の数×100アップする。
(2):自分フィールドの「マテリアクトル」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターのX素材とする。
その後、自分は1枚ドローする。
【モンスター情報】
遥か彼方の天上界より突如として飛来した外来生命体。
多くの研究者が正体の究明に努めたが、その放たれる光輝や立ち込める瘴気により永きにわたって存在が謎に包まれ、
全容を目にすることは困難を極めた。
しかしながら、近年、新進の研究者の働きによって新種が多数発見された。
その全容が明かされる日も近いだろう。
ALLIANCE INSIGHTで登場した光属性・ドラゴン族の下級ペンデュラムモンスター。
エクシーズモンスターの攻撃力をフィールドのエクシーズ素材の数×100強化するペンデュラム効果、このカードを自分フィールドのマテリアクトルエクシーズモンスターのエクシーズ素材にし、その後1枚ドローするペンデュラム効果を持つ。
(1)のペンデュラム効果はエクシーズモンスターの全体強化。
倍率は低いが、フィールドのエクシーズ素材の総数に比例した全体強化であるため、複数体エクシーズモンスターを展開できたり、相手もエクシーズモンスターを使用する場合などにはそこそこの強化となる。
相手のエクシーズ素材を奪える【ゴブリンライダー】で有用か。
(2)のペンデュラム効果はマテリアクトルのエクシーズ素材になり、1枚ドローする効果。
エクシーズ素材の数を増やしながら、ドローによって確実にアドバンテージを稼げる。
単純にアドバンテージを稼ぐだけでなく《原質の炉心貫通》・《原質の炉心溶融》などでデッキトップ操作後にドローすることで《金満で謙虚な壺》に近い事もできる。
マテリアクトルエクシーズモンスターはいずれも手札にエクシーズ素材を戻すことができるため、改めてこの効果の再使用を狙う動きも取りやすい。
また取り除かれることになれば墓地へ送られることになるが、ペンデュラム召喚が不得意な【マテリアクトル】にとってはエクストラデッキに加わるよりは再展開に繋げやすい。
ペンデュラム効果もさることながらマテリアクトル初の通常モンスターという点で【マテリアクトル】の動きの幅を大きく広げられるカードと言える。
- 「第一質料(プリマ・マテリア)」とは錬金術において全ての物質の元とされる純粋な質料である。
これに「熱・冷」「湿・乾」の性質が加わることで、四元素に変性すると考えられていた。
マテリアクトルエクシーズモンスターは「第一質料(このカード)」にそれぞれの「性質(効果モンスター)」が加わった姿なのだろうか。
- マテリアクトルは2021年に2枚、2022年に1枚登場した段階で新規カードの追加が途絶えてしまい、3年にわたって「カテゴリになってはいるが、ほぼ何もできない」という謎に包まれたカード群であった。
2024年になって新規カードが多数追加され、ようやくデッキとしての形を得た。
このカードのフレイバー・テキストの「永きにわたって存在が謎に包まれ」「近年新種が多数発見された」という文章は、これを反映したものだろう。
関連カード †
―《プリマ・マテリアクトル》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《プリマ・マテリアクトル》 モンスター ペンデュラムモンスター 通常モンスター 星3 光属性 ドラゴン族 攻0 守0 スケール1 マテリアクトル