《プリン隊/Putrid Pudding Body Buddies》 †
効果モンスター
星1/水属性/悪魔族/攻 300/守 300
このカードは融合・S・X召喚の素材にできない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードはリリースできない。
(2):自分エンドフェイズに自分のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードのコントロールを相手に移す。
(3):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は300ダメージを受ける。
クロスオーバー・ソウルズで登場した水属性・悪魔族の下級モンスター。
融合素材・シンクロ素材・エクシーズ素材にできない効果外テキスト、リリースできない永続効果、エンドフェイズにペンデュラムゾーンのカードを破壊して相手に送りつけられる誘発効果、コントローラーにダメージを与える誘発効果を持つ。
自身の効果で相手に送りつけ、相手のモンスターゾーンを封じることができる。
リリースできず、融合素材・シンクロ素材・エクシーズ素材に使えない点はダストンと同じ。
しかし、リンク素材にできるため、相手によっては送りつけがメリットになってしまう。
(2)の効果は相手も使えるので、相手がペンデュラムモンスターを投入するデッキの場合は送り返されてしまう可能性も高い。
《魔力の泉》でペンデュラムモンスターの破壊を防いだり、《魔封じの芳香》で発動を阻害したりといった手もあるが、一時しのぎに過ぎない。
カードの性質上、《おジャマトリオ》やダストンと同様に【コスモロック】等のロックデッキで使用が考えられる。
しかし、効果を活かすにはペンデュラムモンスターかコントロール転移カードが必要であり、相性の良いロックデッキは限られる。
加えて、リンク召喚の登場以降【コスモロック】の強度は大きく下がっており、事前準備が必要なこのカードまで採用してロックする意義があるとは言いがたい。
《おジャマトリオ》と異なり封鎖できるモンスターゾーンは1つだけであり、相手がペンデュラムモンスターを破壊することで返却される可能性もあるのも扱いにくい。
- イラストには洋菓子の「プリン」のモンスターが徒党を組む姿が描かれている。
一方カード名の由来は、食品に含まれる塩基性物質「プリン塩基」の総称である「プリン体」だろう。
「プリン体」は旨味成分であり体内ではDNA合成に使用される一方で、過剰摂取が痛風等の病気の原因になる有害な側面もある。
現代ではコレステロールなどと共に「できるだけ摂取したくない邪魔者」としてのイメージが強く、フィールドから離しづらく邪魔をする効果はこのイメージから来たと考えられる。
- イラストは「プリンが隊列を組んでいる」ので「プリン隊」、効果の性質は「プリン体」という、なかなかシャレの効いたカードである。
なお、食べ物としての「プリン」という言葉は英語の「プディング(pudding)」が日本語化されたものであり、プリン体の「プリン(purine)」とは由来が全く異なる。
- 英語名は前半と後半でそれぞれ韻を踏んだ単語で構成されている。
「Putrid」は「腐った」、「Buddies(単数形はBuddy)」は「相棒」を意味する。
- クロスオーバー・ソウルズの発売日はバレンタインだが、プリンを贈ることには特に意味は無い。
このため、意中の相手ではなく知人や職場などに「義理チョコ」のような形で渡されることがある。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:機械族になっている時、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》を特殊召喚するために墓地へ送ることができますか?
A:はい、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の特殊召喚は融合召喚ではないため、融合素材として墓地へ送ることができます。(17/03/08)
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