《ホーリー・ナイト・ドラゴン/Seiyaryu》 †
通常モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2300
聖なる炎で悪しき者を焼きはらう、神聖な力を持つドラゴン。
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族の最上級モンスター。
同じ光属性・ドラゴン族の通常モンスターかつ最上級モンスターには、レベル8に攻撃力3000を誇りサポートカードのより多い《青眼の白龍》が存在する。
また、レベル6であり《王者の看破》は使用できないものの、リリース1体で攻撃力2500の《エレキテルドラゴン》も存在する。
加えてレベル7・ドラゴン族通常モンスターにはサポートカードの多い《真紅眼の黒竜》もある。
攻撃力もエクストラデッキから出てくるモンスターには戦闘破壊される数値であり、攻撃力が上回っている点を差別点とするのは難しい。
よってこのカードを使用する場合、光属性・ドラゴン族・レベル7である点で上記のカードとの差別化を図ることになる。
そのサポートカードの最たる例がホーリーナイツであり、そのステータスを存分に活かせる。
通常モンスターである点から《聖刻龍−ウシルドラゴン》の特殊召喚にも使え、他のレベル7とランク7へと繋がる。
《竜の霊廟》で他の光属性・ドラゴン族・レベル7と墓地へ送り、《ホーリーナイツ・フラムエル》でサルベージするという手もある。
単純な汎用性では上記の通常モンスター達に劣るが、サポートカードを駆使してやれば活躍できる力を秘めている。
- 原作者の高橋和希氏がデザインしたカードの一枚。
原作コミックス18巻にラフスケッチが掲載されている。
- 攻撃力が2500なのはクリスマス(12月25日)を意識したものだろう。
ただし、「ホーリー・ナイト(聖夜)」とは本来は前日であるクリスマスイブの夜を指す。
- 原作・アニメにおいて―
「王国編」と「バトルシティ編」の間にあたるアニメオリジナル回の「遊戯vsキース(洗脳)」戦においてキースが使用。
遊戯の《ホーリー・エルフ》を戦闘破壊した。
《ゼラ》と同様、機械族を主軸とするキースのイメージとは程遠いモンスターだが、レアカードを偽造できるマリクが投入したのだろう。
その後、「乃亜編」の「遊戯vsビッグ1(大下)」戦の前に、遊戯がデッキを構築する際、このカードをデッキに加えるシーンがある(ただし、デュエルでは登場していない)。
同じく、「杏子vsビッグ2(大瀧)」戦の前に、杏子がデッキを構築する際、カードリスト内にこのカードが表示されていた。
海外の「カプセルモンスターズ編」では杏子が使用し、《エビルナイト・ドラゴン》と対決した。
攻撃名は「聖なる炎」、海外の「カプセルモンスターズ編」では「レザー・ファイヤー・ブラスト」。
- コナミのゲーム作品において―
DM1では「トリシマカズヒコ」というパスワードを入力することで入手できた。
ゲーム発売当時の週刊少年ジャンプ編集長(現ブシロード社外取締役)である鳥嶋和彦氏が元ネタである。
通信無しで入手できるカードとしては《青眼の白龍》に次ぐ高ステータスを持つモンスターが、ゲーム開始直後から入手できるのは非常に強力。
当時のカードプールの少なさと、相打ちを避けるCPUの思考も相まって、引いた瞬間に優位に立てる強力なカードだった。
- フォルスバウンドキングダムにも登場。
レベル50になると通常攻撃がかわされなくなり、レベル75で全体攻撃ができる超必殺技を覚える。
攻撃名は「シャイニング・プラズマ」、超必殺技名は「フュージョン・フォース・レイ」。
- 原作・アニメ・ゲーム作品以外において―
初出は漫画でもOCGでもなく、ゲームボーイ版「遊戯王デュエルモンスターズ」先行体験会の会場で配布されたコレクターズカード《聖夜竜》である。
当時は遊戯王OCG自体がまだ登場しておらず、《聖夜竜》の体裁は同ゲームに封入されていたコレクターズカードに準じている。
コレクターズカード共通の特徴として、カード自体がOCGよりも一回り大きく、カードの地の色はグレー、星は1つずつ色が異なり、七色になっている。
OCGではないものの、こちらも配布方法が限定されており現存数が少なく、価値は極めて高い。
関連カード †
―《ホーリー・ナイト・ドラゴン》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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