《マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX/Magician of Black Chaos MAX》 †
儀式・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600
「カオス・フォーム」により降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このターン、相手はモンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONで登場した闇属性・魔法使い族の儀式モンスター。
特殊召喚に成功した場合に自分モンスターをリリースする事で、このターンの相手のモンスター効果の発動をできなくする誘発効果、戦闘破壊した時に墓地の魔法カードをサルベージできる誘発効果を持つ。
(1)は特殊召喚したターンの相手のモンスター効果の発動を封じる効果。
効果が適用されれば相手の手札誘発等の妨害行為が著しく減るので、そのターンは安全に行動でき、展開からの制圧や1ターンキルも狙える。
また、相手ターンに蘇生や帰還で発動できればそのターンの相手の行動が大きく制限されるので優位に立てる。
ただし、この効果自体が《エフェクト・ヴェーラー》等の妨害を受けやすいのが難点。
永続効果には無力であり、自分モンスターをコストにするため効果を無効化されると損失も大きくなりやすいので注意したい。
ディスアドバンテージは大きいが、自身をリリースすれば、対象にする効果を回避しつつ効果を発動できる。
属性・種族いずれも蘇生・帰還の手段に恵まれているため、一度儀式召喚したこのカードを徹底的に使い回す構築にするのも手であろう。
(2)は自身が戦闘破壊時における墓地の魔法カードのサルベージ。
自身の攻撃力は2800と最上級モンスターの基準値程度にはあるため効果の発動は狙いやすい。
サルベージ対象は幅広く、一切の制約やデメリットも無く、速攻魔法を拾えばそのバトルフェイズ中での発動も可能。
性能自体は優秀な部類だが、このカードを何のデッキに採用してどの様に特殊召喚するかが悩みどころ。
【青眼の白龍】ならば《カオス・フォーム》や《高等儀式術》で儀式召喚しやすいが、同レベルに《青眼の混沌龍》・《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》が存在する。
種族・カテゴリのサポートに対応する事も相まって安定感が高く、それらよりも優先するのは難しいと言える。
【ブラック・マジシャン】では種族・属性のサポートを共有できるが、レベル8なので《カオス・フォーム》や《高等儀式術》での儀式召喚が少々手間となる。
墓地に《ブラック・マジシャン》扱いとなるレベル8の《竜騎士ブラック・マジシャン》が存在すれば《カオス・フォーム》で出しやすくなる。
また、《マジシャン・オブ・カオス》を採用した構築ならば、あちらの(3)の効果で特殊召喚できるので狙ってみるのも良い。
【メガリス】では自分のターンに儀式召喚して妨害の回避を行える他、相手ターンに儀式召喚できる《メガリス・オク》を使うことで相手の動きを封じることにも使える。
- 高橋和希氏がデザインしたモンスターであり、イラスト右上には同氏のサインが確認できる。
同氏はこのデザインについて「ちょい和風テイストで仕上げてみた」と述べている。
なお、最初は間違えて《カオス・ソルジャー》を描いてしまったとの事。
武器が杖よりも剣に近いのは、この名残なのかもしれない。
関連カード †
収録パック等 †
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