《ライトニング・ボルテックス/Lightning Vortex》 †
通常魔法
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
FLAMING ETERNITYで登場した通常魔法。
手札コストとしてカードを1枚捨てて、相手フィールドの表側表示モンスターを破壊する全体除去効果を持つ。
《サンダー・ボルト》の下位互換。
《サンダー・ボルト》をフル投入しても足らない場合に採用を検討することになるが、手札コストを必要としない《ブラック・ホール》や《ライトニング・ストーム》が存在している。
これらにもデメリットや条件があるものの、《ブラック・ホール》は裏側表示のモンスターも破壊できる(+デッキによってはデメリットをメリットにできる)、《ライトニング・ストーム》は魔法・罠カードの破壊効果と使い分けられるという利点を併せ持っており、こちらを優先することは難しい。
差別化を図りたいなら、手札を捨てること自体を目的として採用することになる。
魔轟神、未界域等の積極的に捨てておきたいモンスターの候補は多く存在し、魔法カードなので即効性が高い点も評価できる。
もっとも、魔法カードで手札を捨てたいだけなら《暗黒界の取引》、《手札抹殺》等も存在し、相手のモンスター展開を待たなければならないこのカードは決して優れているとは言えない。
手札交換系以外では、このカードよりは対抗馬の層が薄い魔法・罠除去である《ツインツイスター》もライバルとなる。
とはいえ、それぞれ役割は異なるカードなのでデッキタイプや環境によってはこのカードを採用できる余地はある。
- 「ライトニング(Lightning)」は「稲妻」、「ボルテックス(Vortex)」は「渦」を意味し、直訳すると「稲妻の渦」となる。
雷の種類の一つに渦雷(台風などの渦巻く上昇気流によって起こる雷)というものはあるが、イラストには線状の雷だけで渦は描かれておらず、電圧を意味する「ボルト」に発音が似た単語を選んだとも考えられる。
- デュエルリンクスでは万丈目に専用ボイスが存在する。
かつては「強力なカード」の一種であり、ペガサスのスキル「創造者」(パワーカード参照)の対象となっていたが、現在は《サンダー・ボルト》にその座を明け渡している。
関連カード †
―相手の表側表示モンスターを全て破壊する効果を持つカード
―表側表示モンスターを全て破壊する効果を持つカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手のフィールドに表側表示の《ネオス・ワイズマン》しか存在しない時に《ライトニング・ボルテックス》を発動することはできますか?
(《ネオス・ワイズマン》は効果によって破壊されないが、空撃ちに当たるか)
A:発動できます。(09/12/23)
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