《ラスト・カウンター/Last Counter》

カウンター罠
自分フィールド上の「BK」と名のついたモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃を無効にし、その自分のモンスターを墓地へ送る。
その相手モンスターの元々の攻撃力分、自分フィールド上の「BK」と名のついたモンスター1体の攻撃力をアップし、
その相手モンスターとダメージ計算を行う。
その後、自分はこのカードの効果でアップした攻撃力の数値分のダメージを受ける。

 PRIMAL ORIGINで登場したカウンター罠
 相手モンスター戦闘するBK墓地へ送り、別のBK相手モンスター攻撃力を加えてダメージ計算を行い、その後強化値分のダメージを受ける効果を持つ。

 やや複雑なテキストだが、最終的な処理としてはBK専用の《オネスト》付き強制戦闘といったところ。
 フィールドに残った低ステータスBKを守りながら高攻撃力BKエクシーズモンスターで返り討ちにしたり、既に攻撃を終えたBKで実質追加攻撃するといった運用が考えられる。
 《BK アッパーカッター》とは相性が良く、あちらでサーチできるだけでなく墓地へ送ることでBK蘇生もできるため戦力を失わずに済む。
 強制的に返り討ちにされるこのカードが見えていれば、相手BKへの攻撃をある程度抑制できるだろう。
 カウンター罠故にチェーンされにくく、発動さえできれば無効にされにくいのも強み。

 だがこのカード自身に加え他のBK1体を消費し、おまけに自分も大きなダメージを受けるという重いデメリットがある。
 攻撃宣言を伴わないため、《CNo.79 BK 将星のカエサル》をはじめBK効果とは中々嚙み合わないのも厳しい。
 相手モンスター攻撃力が高いほど自分への被害も無意味に大きくなるため、単なる除去目的なら素直に除去カードを採用した方が良いだろう。
 やや趣は異なるが戦闘補助なら《新鋭の女戦士》も存在し、【BK】でもなかなか扱いが難しいカードと言える。
 後述の通りダメージ計算の時点で相手ライフを削りきれば自分へのダメージの前に勝利できるので、可能なら勝負を決め切れる場面で発動したい。

  • あまりにも使い勝手が悪すぎるカードにもかかわらず、コンセプトデュエルのアリトではなんと3積みしなければならなかった。
    さすがにそれは厳しすぎると判断されたのか、後に1枚に変更された。
  • ボクシング・カウンター・白を基調とした人物のイラストは、往年のボクシングアニメーション作品『あしたのジョー』がモチーフだろうか。
  • アニメではレアリティウルトラレアで、以下のテキストだった。
    自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊された時、 
    そのモンスターを破壊した相手モンスター1体を選択して発動できる。 
    エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力を0にする。 
    またエンドフェイズ時まで、自分フィールド上の「No.」と名のついた 
    モンスター1体の攻撃力は選択したモンスターの攻撃力分アップする。 
    その後、選択したモンスターを破壊した場合、バトルフェイズ終了時に、 
    自分は選択したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
    発動条件強化対象、ダメージの発生条件で異なっており、No.に関連したカードだった。
    作中でアリトが使ったためか、OCGではBKと関連付けられている。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:自分フィールドBKモンスターが1体の場合、発動できますか?
A:いいえ、2体以上存在しなければ発動できません。(14/02/20)

Q:攻撃宣言をした、または攻撃宣言をされたBKモンスター以外のBKモンスター表側守備表示の場合、発動できますか?
A:攻撃宣言をした場合は発動できません。
  攻撃宣言をされた場合は発動できます。(14/03/09)

Q:攻撃宣言をした、または攻撃宣言をされたBKモンスター以外のBKモンスター裏側表示の場合、発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/02/24)

Q:裏側表示BKモンスター攻撃宣言された場合、発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/02/27)

Q:相手モンスター元々の攻撃力が0の場合、発動できますか?
A:はい、発動できます。(14/02/20)

Q:相手モンスター裏側表示の場合、発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/03/09)

Q:お互いライフポイントが500以下、かつ相手の受ける戦闘ダメージ自分の受ける効果ダメージが両方共500以上の場合、どのような処理になりますか?
A:戦闘ダメージ相手が受けた時点で相手ライフポイントが0になり、その時点で相手の敗北によりデュエルが終了します。(14/02/21)

Q:自分効果ダメージを受けた際、自分《ダメージ・ワクチンΩMAX》発動できますか?
A:はい、発動できます。
  ただしその効果ダメージライフポイントが0になる場合を除きます。(14/02/21)

Q:相手戦闘ダメージを受けた際、相手《ダメージ・ワクチンΩMAX》発動できますか?
A:いいえ、発動できません。
  相手戦闘ダメージを受けたあとに自分効果ダメージを受ける処理があるためです。(14/02/21)

Q:《A・O・J カタストル》との戦闘発動した場合、このカードの効果処理後に《A・O・J カタストル》強制効果は遅れて発動しますか?
A:いいえ、発動しません。(14/02/22)

Q:《星態龍》攻撃宣言時に発動できますか?
A:発動できますが、このカードの効果適用されません。(14/02/23)

Q:このカードの効果ダメージ計算を行う場合、《地球巨人 ガイア・プレート》攻撃力を半分にする効果適用されますか?
A:はい、適用されます。(14/02/24)

Q:《強制終了》チェーンして発動した場合、戦闘破壊したモンスターはどのタイミングで墓地へ送られますか?
  また、《クリッター》《キラー・トマト》などの効果発動しますか?
A:この場合、《強制終了》効果適用されるので、戦闘破壊が確定したモンスターバトルフェイズ終了時墓地へ送られます。
  したがって、《クリッター》《キラー・トマト》などの効果は、バトルフェイズ終了時発動できます。(15/02/28)

Q:《強制脱出装置》チェーンしてこのカード発動しました。
  《強制脱出装置》効果はいつ適用されますか?
A:ダメージ計算後手札戻ります。
  対象モンスターがこのカードの効果ダメージ計算を行った場合、戦闘破壊されていなければ手札戻ります。(15/06/13)


Tag: 《ラスト・カウンター》 カウンター罠 カウンター

広告