《ヴァレット・シンクロン/Rokket Synchron》 †
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
(1):このカードが召喚した時、自分の墓地のレベル5以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
SAVAGE STRIKEで登場した闇属性・ドラゴン族の下級モンスターのチューナー。
召喚に成功した時にレベル5以上の闇属性・ドラゴン族を自壊デメリット付きで蘇生させる誘発効果を持つ。
ヴァレットに属するが、効果自体はヴァレットに関係なく使えるので、レベル5以上の闇属性・ドラゴン族を複数採用するデッキでは採用が検討できる。
特に、【レッド・デーモン】はレベル8・9・10・12と段階的に該当モンスターがいるため、このカードで蘇生し1つ上のレベルをシンクロ召喚でき、相性が非常に良い。
【レッドアイズ】との混合構築である【真紅眼ヴァレット】でも、レベル7のレッドアイズを融合素材等で積極的に墓地へ送るので、蘇生対象に事欠かない。
《流星竜メテオ・ブラック・ドラゴン》を蘇生させ、リンク素材等ですぐに墓地へ送ってあちらの蘇生効果に繋げ、そのモンスターと一緒にシンクロ素材にしてもいいだろう。
《真紅眼の幼竜》を使えば、このカード自体のサーチやサルベージもできるため、こちらも相性は良好。
ペンデュラムモンスターが多いので意図的に墓地へ送る必要はあるが、【オッドアイズ】も蘇生対象となるモンスターは多い。
闇属性・ドラゴン族・レベル1・攻守0のチューナーで、ヴァレットかつシンクロンでもあるため、対応するサポートカードが非常に多い。
特に、《調律》で容易にサーチできるのは大きな利点であり、他のシンクロンを採用しているならそれらと使い分ける事も可能。
そのまま召喚しても良いが、《調和の宝札》にも対応しているため、手札交換を目当ての採用も考えられる。
さらに、墓地に落ちても、《ダーク・バースト》・《悪夢再び》による再利用が可能。
【ヴァレット】では《ツイン・トライアングル・ドラゴン》と蘇生先を共有でき、対応するモンスターには《エクスプロードヴァレット・ドラゴン》・《アブソルーター・ドラゴン》が存在する。
前者はヴァレットに属するのでサポートを共有できるほか、縛りのあるリンクモンスターを出すことができるのがメリット。
後者は蘇生した後に各種素材として墓地へ送ることでヴァレットのサーチができる他、《竜の霊廟》や《おろかな埋葬》で墓地へ送りこのカードをサーチすることで1枚からレベル8のシンクロ召喚に繋げることもできる。
他にも《幻創龍ファンタズメイ》は特殊召喚しやすく、レベル7なので《ヴァレルロード・S・ドラゴン》などのレベル8シンクロモンスターに繋げることができるため併用する候補となる。
また、効果こそ使えないものの《クイック・リボルブ》やヴァレットの共通効果で容易にリクルートできるので、チューナーが欲しい際にアクセスの多さは役に立つ。
その場合は同じチューナーの《ヴァレット・トレーサー》も候補に入るが、こちらは低ステータスゆえに上記のようなサポートカードが豊富な点がメリットとなる。
ヴァレットの共通効果は持たないが、もともとこのカードを呼ぶ時点でシンクロ素材にする可能性が高いため、あまり問題にはならない。
蘇生したモンスターには守備表示・自壊・効果無効化が課されるため、基本的にはシンクロ素材・リンク素材としてこのモンスター共々使うことになるだろう。
蘇生対象をシンクロ召喚で賄う場合は必然的に闇属性を使うこととなるので、効果発動後に特殊召喚が闇属性限定となる拘束は影響をあまり受けずに済む。
墓地に行った後は効果無効化が解除されるため墓地へ送られた時の効果などを狙うこともできる。
ただ、そのような効果を持つモンスターはどれも出す手間のかかるモンスターであり、タイミングが合えば使用する感じでよいだろう。
- 初登場時に、観戦していたPlaymakerは「あのモンスターは!?」と反応しており、対戦相手のウィンディも「まさか!?」とその後の展開を予測した反応を見せている。
両者ともに初見であった事を考えると、恐らくあちらの世界でも「シンクロンのカテゴリに属する=チューナー」という考えが一般的であるのだろう。
関連カード †
―蘇生可能なモンスターについてはこちらを参照。
収録パック等 †
Tag: 《ヴァレット・シンクロン》 チューナーモンスター 効果モンスター モンスター 星1 闇属性 ドラゴン族 攻0 守0 ヴァレット シンクロン