《ヴェルズ・オ・ウィスプ/Evilswarm Obliviwisp》 †
効果モンスター
星4/闇属性/炎族/攻 450/守2050
このカードと戦闘を行った効果モンスターの効果をダメージ計算後に無効化する。
DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−で登場した闇属性・炎族の下級モンスター。
戦闘を行った効果モンスターの効果を無効にする誘発効果を持つ。
このカードが無効にした効果モンスターがフィールド上から墓地へ送られた後も無効にする効果は適用され続ける。
効果モンスターへのメタカードとなるが、戦闘を介するならば《異次元の女戦士》などで除去した方が確実性がある。
壁としてセットしておけば地雷的に機能する面もあるが、上級モンスター相手では戦闘破壊されるどころか事前に除去される可能性もあり、かといって守備力が活きる下級モンスター相手では無効の旨味も小さい。
攻撃力が低い分、自爆特攻のダメージも馬鹿にならないため、通常のデッキであれば、やはり《異次元の女戦士》などに軍配が上がる。
《デブリ・ドラゴン》や《リミット・リバース》に対応し、エクシーズ召喚先も豊富だが、やはり【ヴェルズ】でこそ活躍するカードである。
《侵略の侵喰感染》とのシナジーが強く、《黄泉ガエル》や《魂を削る死霊》等の展開にあわせ、サーチする事ができる。
攻撃後、フィールドに残り戦闘破壊されやすくなる危険は、相手ターンに《侵略の侵喰感染》で他のヴェルズと入れ替える事で回避できる。
その分直接攻撃は受けやすいが、ピン挿しでも機能する動きなので、低ステータス、あるいは守備表示で利用される効果モンスターを意識するならば採用して損はない。
- モデルは「ウィル・オ・ウィスプ(Will o' Wisp)」だろう。
「ウィル・オ・ウィスプ」とは世界各地の伝承に登場する、いわゆる「鬼火」のことで、青白い光を放つ浮遊する球体として描かれることが多い。
その名は「藁束持ちのウィル」を意味し、天国にも地獄にも行けなくなったウィリアムという男がわらの燃えさしを持ちさまよっている姿だと言われる。
ファンタジー世界においては光の精霊の名前として登場することが多いが、遊戯王OCGにおいてはどれも闇属性となっている。
- 英語圏では「Will o' the wisp」という表記が一般的であるが、日本では「The」を抜かして「ウィル・オ・ウィスプ」と呼ぶ事が多い。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALIIの「凌牙vs有賀千太郎」戦において有賀が使用した通常罠《ヒーローの受難》のイラストに描かれている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:モンスター効果の分類は何ですか?
A:誘発効果です。(12/01/25)
Q:このカードで裏側守備表示のリバースモンスターを攻撃した場合、リバース効果は発動しますか?
A:この効果とリバースモンスターがリバースした時に発動する誘発効果は、同じダメージ計算後に発動する効果となります。
したがって、ターンプレイヤーのこのカードの効果がチェーン1となるため、チェーン2にて発動する相手のリバースモンスターの効果を無効化する事はできません。(14/03/26)
Q:このカードに対して、《レインボー・ヴェール》や《重力砲》を装備したモンスターで攻撃した時、装備している側は効果を無効にされますか?
A:いいえ、この効果は墓地で発動するカードではないので、結果《レインボー・ヴェール》や《重力砲》を装備したモンスターで攻撃された場合は、このカードが無効となり、無効にすることができない状態となります。(12/09/10)
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