《悪魔払い/Exile of the Wicked》 †
通常魔法
フィールド上の悪魔族モンスターを全て破壊する。
BOOSTER6で登場した通常魔法。
フィールド上の悪魔族モンスターを全体除去する効果を持つ。
全体除去目的なら《サンダー・ボルト》や《ブラック・ホール》が制限解除されたため、このカードを使う意義は薄い。
自分の悪魔族も破壊するため、《ユベル》や《ユベル−Das Abscheulich Ritter》を次の形態へ進化させることもできるが、相手が悪魔族を使ってなくともアドバンテージがとれる《ブラック・ホール》やメタルフォーゼなどの方が扱いやすい。
【悪魔族】軸の【種族操作】であれば《ブラック・ホール》と同等の力を発揮できるが、条件無しで使える《サンダー・ボルト》や《ブラック・ホール》より優先する理由にはならない。
悪魔族メタとして運用する場合、悪魔族に統一されやすい【暗黒界】や【魔轟神】等へのメタには向かない。
これらは展開力に優れ、通常魔法のこのカードでは対応が間に合わないためである。
これは《魔女狩り》などにも共通する注意点である。
他には【インヴェルズ】などがあるが、こちらは《侵略の一手》《侵略の波動》などで回避されてしまう可能性がある。
- 「悪魔払い(悪魔祓い、あくまばらい、あくまはらい)」とは、宗教や民族信仰において悪霊などを追い払う祈祷である。
現在、悪魔憑きは科学的・医学的に説明のつく現象だといわれているが、今でも儀礼的に行われる場合がある。
- 宗教的なワードを避けるためか、英語名はかなり迷走している。
「邪悪の亡命」というよく分からないものになってしまった。
- ザ・ヴァリュアブル・ブック2によれば、イラスト上の人物は悪魔に妻と子を奪われた悲しみと怒りから悪魔を一掃する呪文を身につけたらしい。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ版「バトルシティ編」における「闇遊戯vs闇バクラ」戦において、原作の《連鎖破壊》の代わりに《クリボー》を破壊する際に使用。
《力の集約》で霊魂を含む装備を一点に集中させてからこのカードで除去する様は、少々残酷な描写であった。
この時、原作では木っ端微塵に砕けた《クリボー》に「許せ、クリボー…」と心の中で謝罪していたが、アニメでは苦しみながら消滅した《クリボー》に何の反応も見せなかったばかりか、闇バクラに対して得意げに笑いながらこのカードを発動していた。
関連カード †
収録パック等 †
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