《異次元の指名者/D.D. Designator》 †
通常魔法
カード名を1つ宣言する。
相手の手札を確認し、宣言したカードが相手の手札に存在する場合、
そのカード1枚をゲームから除外する。
宣言したカードが相手の手札に存在しなかった場合、
自分の手札をランダムに1枚ゲームから除外する。
混沌を制す者で登場した通常魔法。
カード名を宣言し、ピーピングと手札破壊する効果を持つ。
通常罠の《マインドクラッシュ》と相互互換関係であり、基本的な使い方はそちらのページを参照。
こちらは通常魔法であり、相手の手札を確認できる点、宣言したカードは除外される点、複数枚手札にあっても1枚にしか影響しない点が異なる。
特にフリーチェーンカードではない点で大きく扱いにくくなっており、相手がサーチ・サルベージを行った直後にそのカードを宣言して即ハンデスできないのは痛い。
また、儀式魔法にチェーンして儀式モンスターを宣言したり、《バトルフェーダー》の効果の発動にチェーンして《バトルフェーダー》自身を宣言したりといった柔軟性もない。
効果自体はほぼ同じでありながら、《マインドクラッシュ》の方が圧倒的に汎用性が高く、採用率には雲泥の差がある。
このカードを使う場合は、相手の手札をピーピングするカードが必要となる。
これに特化したデッキについては【指名ハンデス】を参照。
ただし、《D.D.クロウ》等のように、宣言してもチェーン発動でかわされる可能性のあるカードには注意が必要である。
《マインドクラッシュ》と同様に、自分の手札を《ネクロフェイス》等の除外したいカードのみにしておき、わざと相手の手札に存在しないカードを宣言してそれらを除外するという戦術もある。
【ネクロフェイス】であれば、とりあえず《ネクロフェイス》を宣言しておけば、万が一相手の手札に《ネクロフェイス》があった場合も同様の結果が得られる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていたカードの1枚。
関連カード †
―指名者と名のついたカードについては《闇の指名者》を参照。
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:自分の手札が0枚の時に発動できますか?
A:できません。(10/11/14)
Q:効果処理時に他のカード効果で相手の手札が0枚になった場合、宣言したカードが相手の手札に存在しなかった扱いになり自分の手札を除外する効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(10/07/10)
Q:このカードの発動にチェーンをして《王宮の鉄壁》を発動され除外できなくなった場合、相手の手札を確認する処理だけ行ないますか?
A:いいえ、その場合手札を確認する処理も行ないません。(13/02/13)
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