《王者の看破/Champion's Vigilance》 †
カウンター罠
(1):自分フィールドにレベル7以上の通常モンスターが存在する場合、
以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
PHOTON SHOCKWAVEで登場したカウンター罠。
自分フィールドにレベル7以上の通常モンスターが存在する場合、「魔法・罠カードの発動の無効」「モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊」の内1つを発動できる効果を持つ。
《神の宣告》と同様に、カウンター能力で対処できる範囲が広い。
その分発動条件が厳しいため、最上級通常モンスターを特殊召喚できる手段を多く用意したデッキでないと採用はできない。
具体的には、専用サポートカードが数多く存在する《青眼の白龍》・《ブラック・マジシャン》・《E・HERO ネオス》・《真紅眼の黒竜》が有力である。
カード名で指定を受けるものはないが、ジェムナイトの豊富な特殊召喚に対応する《ジェムナイト・クリスタ》も候補である。
【幻煌龍】も幻煌龍トークンや《幻煌龍 スパイラル》が容易に特殊召喚できるので条件を満たしやすい。
レベルを変更する効果を受けてレベル7以上になった通常モンスターでも発動条件を満たせる。
モンスター効果には対応できないので、危険な効果モンスターが出てきた場合はこのカードで先に潰しておくか、通常モンスターとの相性がいい《スキルドレイン》で対応したい。
また、類似カードとして《天威無双の拳》・《原石の反叫》も存在する。
どちらも発動条件が若干緩く、カテゴリサポートが受けられる事によってサーチが容易で、カードの発動時以外の効果も持つ。
《天威無双の拳》は破壊はできないが魔法・罠カードのカードの発動に加え、モンスター効果の効果の発動にも対応する無効。
《原石の反叫》は召喚・特殊召喚を無効にして破壊ではなく除外できる。
カードの発動かモンスターの召喚のどちらか選んで無効にできる点がこのカードの利点になるが、基本的にこのカードを使用できるデッキであればどちらも使用できるため、併用してしまってもよいだろう。
- 英語名の「Vigilance」は『警戒』という意味で、『見破る』という意味である「看破」とはだいぶニュアンスが異なる。
- コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では17/11/06にLIMIT1に指定された。
(OCGの制限カードとは異なり、「LIMIT1に指定されたカードの中から1枚だけデッキに入れることができる」という規制である。)
理由は、最上級の通常モンスターが容易に特殊召喚できるようになったためだとアナウンスされている。
特に《真紅眼の黒竜》は間接的に《レッドアイズ・インサイト》1枚から特殊召喚できるため、猛威を振るっていた。
また、デュエルリンクスではカードプールの関係からこのカードへの対抗手段が非常に少ないのも要因として考えられる。
- LIMIT指定後はカードプールの増加によりこのカードへの対抗策自体は増えたものの、今度は「特定のキャラであれば、自身のエースカードとなる高レベル通常モンスターをリリースなしで召喚できる」スキルが多く実装されるようになり、間接的に発動機会の増えたこのカードは依然としてLIMIT1を維持している。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:レベル7以上の通常モンスターの召喚・反転召喚・ペンデュラム召喚に《神の宣告》を発動された場合、このカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/05/30)
Q:レベル7以上のデュアルモンスターの召喚・反転召喚・ペンデュラム召喚に《神の宣告》を発動された場合、このカードを発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/05/29)
Q:レベル7以上のデュアルモンスターの再度召喚に《神の宣告》を発動された場合、このカードを発動できますか?
A:はい、発動できます。(14/05/29)
Tag: 《王者の看破》 罠 カウンター罠