《花札衛−五光−/Flower Cardian Lightflare》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻5000/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター4体
(1):1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):自分の「花札衛」モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
バトルフェイズの間だけその相手モンスターの効果は無効化される。
(3):S召喚したこのカードが戦闘で破壊された場合、
または相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
エクストラデッキから「花札衛−五光−」以外の「花札衛」Sモンスター1体を特殊召喚する。
レイジング・テンペストで登場した闇属性・戦士族のシンクロモンスター。
魔法・罠カードの発動を無効にする誘発即時効果、自分の花札衛が戦闘を行う場合に相手モンスターの効果を無効化する永続効果、戦闘破壊または相手によってフィールドから離れた場合にエクストラデッキから花札衛を特殊召喚する誘発効果を持つ。
種族や属性ではなく5体のシンクロ素材を要求する珍しい素材指定をしており、正規のシンクロ召喚は難しい部類に入る。
【花札衛】においては《花合わせ》で4体並べ、その内1体をリリースして花札衛チューナーを特殊召喚、花札衛モンスターを召喚・特殊召喚してシンクロ召喚するのが基本になる。
花札衛はその多くがレベル2として扱う効果を持っているため、チューナーを2体以上出さないこと、モンスターを5体揃えることに気を使っていれば労せずにシンクロ召喚できるだろう。
その他のデッキでシンクロ召喚するとなると方法は限られてくるが、レベル2を5体揃えるか、レベル2以外のモンスターを含む5体を揃えるかで戦術は大きく変わってくるだろう。
例えば、《ジャンク・シンクロン》でモンスターを蘇生させ、《トライワイトゾーン》で3体のモンスターを並べればシンクロ素材を揃える事ができる。
《天輪の双星道士》のシンクロ召喚時の効果でレベル2モンスターを一気に4体並べることができれば、そのままこのカードのシンクロ召喚が可能。
【ブンボーグ】であれば、《ブンボーグ002》を《機械複製術》で展開+サーチした《ブンボーグ003》を通常召喚して《ブンボーグ001》をリクルート、という方法でシンクロ召喚可能。
相手ターンに《スケープ・ゴート》で特殊召喚した羊トークン4体+レベル6チューナーもしくは花札衛チューナーを使うという手もある。
(3)の効果は使えなくなるが、正規のシンクロ召喚を諦めて《リミットオーバー・ドライブ》などで出すのも手だろう。
《スターダスト・ウォリアー》を自爆特攻させて《シャドー・インパルス》で出せば、《スターダスト・ウォリアー》の効果でウォリアーシンクロモンスターも並ぶ。
《黎溟界闢》でレベル8以上の爬虫類族をリリースすることでもレベル2を4体出せるため、他にレベル2のチューナーがいればシンクロ召喚できる。
変わったところでは、【メルフィー】でレベル2のメルフィーや獣族を大量展開したところに《ホップ・イヤー飛行隊》を使う、《メルフィー・ラッシィ》で手札のメルフィー4枚を使ってシンクロ召喚する、という手段もある。
(1)は魔法・罠カードを1ターンに1度無効にする効果。
攻撃を安全に通すのにも相手の妨害にも使える効果である。
ただし、モンスター効果で除去されてしまうので単体での制圧力はそこまで高くはない。
このカードを出したターンに決着をつけるか、《ブレイクスルー・スキル》や《花札衛−雨四光−》の効果などで補いたい。
(2)は花札衛と戦闘を行うモンスターの効果を無効にする効果。
このカードの高い攻撃力も相まって、戦闘にはとても強い。
戦闘破壊耐性を持つモンスターや、採用率の高い《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》や《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》などを一方的に破壊できる。
また花札衛全体に付与されるので、これらを苦手とする《花札衛−雨四光−》の弱点を補える。
(3)はフィールドから離れた場合に、エクストラデッキから《花札衛−五光−》以外の花札衛シンクロモンスター1体を特殊召喚する効果。
花札衛シンクロモンスターはこのカード以外に3体存在するが、基本的には耐性持ちでステータスも高い《花札衛−雨四光−》を出すことになるだろう。
状況によっては《花札衛−月花見−》を特殊召喚して、このカードの再シンクロ召喚を狙ってもいい。
相手依存だがタイミングを逃すこともなく、効果の発動を封じる《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》は(2)の効果により苦にしないので、発動できる機会は多い。
元々の攻撃力5000の超大型モンスターや攻撃力増強で戦闘破壊されたとしても後続には繋げられるので最低限の働きはしてくれる。
総じて、無効効果と高い攻撃力を持ち、除去をしても《花札衛−雨四光−》が出てくるので相手からすれば処理に困るモンスターである。
ただし、バウンスやコントロール奪取(装備カード化・エクシーズ素材化を含む)などをメインフェイズに繰り出すモンスターらは天敵。
これらの効果は離れるのトリガーにならないため完全除去を受けてしまい、更にこのカードのシンクロ召喚にリソースを使い切っていることが多いので直接攻撃を受けやすい。
効果ではないリリースを行う壊獣などもトリガーにならない。
攻撃表示限定のものも一部存在するが、自身の守備力が0のため守備表示にして対処するのも難しい。
場合によっては対象耐性を持つ《花札衛−雨四光−》の方が除去されにくいケースも考えられる。
手間はかかるが、他の花札衛シンクロモンスターと並べられるとより強固な布陣となる。
《花札衛−猪鹿蝶−》で貫通効果を付与すれば高い攻撃力を活かすことができ、《花札衛−雨四光−》は前述の通り両者をフィールドに並べることで互いの弱点を補える。
ただし、このカードが5体のシンクロ素材を必要とする関係上、原則としてこちらを先に出す必要がある。
モンスターゾーンを4つ開けることができるため《花合わせ》とも相性が良く、花札衛チューナーを特殊召喚して《花札衛−雨四光−》に繋げられれば理想的。
先に他の花札衛シンクロモンスターを出した場合は、花札衛チューナーの効果でレベル2のシンクロ素材として墓地へ送った後に蘇生するのが良いか。
相手依存ではあるが、このカードの(3)の効果で《花札衛−雨四光−》などを出した後でこのカードを蘇生することで並べることもできる。
花札衛シンクロモンスターではないが、《超こいこい》を利用して《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》をエクシーズ召喚することで、1回限りだがモンスター効果を無効にできるのでなかなか突破はされにくくなる。
- シンクロ召喚時の口上は「その神々しきは聖なる光。今、天と地と水と土と金となりて照らせ。シンクロ召喚!《花札衛−五光−》!」。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Tag: 《花札衛−五光−》 モンスター シンクロモンスター 効果モンスター 星10 闇属性 戦士族 攻5000 守0 花札衛