《花札衛−芒−/Flower Cardian Zebra Grass》 †
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻 100/守 100
(1):自分フィールドにレベル7以下の「花札衛」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「花札衛」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札の「花札衛」モンスターを任意の数だけ相手に見せ、
デッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。
コレクターズパック−閃光の決闘者編−で登場した闇属性・戦士族の最上級モンスター。
自身を特殊召喚する起動効果、召喚・特殊召喚に成功した場合に手札交換を行う誘発効果を持つ。
(1)の共通効果については《花札衛−桐−》を参照。
【花札衛】はレベル8の《花札衛−雨四光−》を軸とする場合が多く、他の花札衛モンスターと比較するとやや満たしにくい特殊召喚条件と言える。
(2)は花札衛専用の《打ち出の小槌》と言える効果。
手札事故を回避できるが、直接アドバンテージに繋がらない。
ただし、花札衛は展開の中でアドバンテージを獲得していく力があるテーマであるため、その展開の補助に繋がるのは単なる手札交換以上のポテンシャルを持つ。
基本的にはデッキが回った時の破壊力が上がる反面、手札事故の可能性も上がる花札衛の比率が高い構築ではこの効果を生かしやすいため、そのような構築の場合は採用しやすい。
一方で、花札衛の比率が低い構築では効果を十分に生かせないため相性が悪い。
《花合わせ》で特殊召喚できる5種類の内の一つだが、構築の仕方によっては使い辛さが目立つカードでもあるため、採用しない選択肢もあるだろう。
- モチーフは花札における芒の1点札(カス札)だろう。
8月を表す芒の札の1つで、1セットにつき2枚存在する。
2枚の見分け方として、左右反転したものであったり若干高さが違ったりするが役割が変わることはない。
芒の札のイラストには山野にススキが揺れている様子が線として描かれているのだが、ススキよりも大きく描かれた山野の方が目につくためよく「坊主」と呼ばれてしまっている。
- ススキ(芒)とは、イネ科ススキ属の植物で、秋の七草の一つ。
日当たりの良い山野に生息し、夏から秋にかけて花をつける。
しかしイラストの《ナチュル・コスモスビート》はキク科なので、イネ科であるススキとの関係は特にない。
単に頭頂部のズームアップが山野と似ていたので描かれたのであろう。
関連カード †
―イラスト関連
―《花札衛−芒−》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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