遊戯王カードWiki - 《乾燥機塊ドライドレイク》

《乾燥機塊(かんそうきかい)ドライドレイク/Appliancer Dryer Drake》 †

リンク・効果モンスター
リンク１/炎属性/機械族/攻   0
【リンクマーカー：右上】
「機塊」モンスター１体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1)：リンク状態のこのカードの攻撃力は１０００アップする。
(2)：自分バトルフェイズに１度、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。
このカードを含む自分のメインモンスターゾーンの「機塊」モンスター２体を選び、その位置を入れ替える。
このターン、そのもう１体のモンスターは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃できる。
(3)：１ターンに１度、相互リンク状態ではないこのカードが攻撃対象になった時に発動できる。
その攻撃を無効にする。

　COLLECTION PACK 2020で登場した炎属性・機械族のリンクモンスター。
　リンク状態の場合に1000の自己強化をする永続効果、自分バトルフェイズに相互リンク状態の場合メインモンスターゾーンの機塊モンスターとこのカードの場所を入れ替え２回攻撃を付与する誘発効果、相互リンク状態でないこのカードが攻撃対象になった場合にその攻撃を無効にする誘発効果を持つ。

　(1)はリンク状態の場合の自己強化効果。
　エクストラモンスターゾーンに単独で出す場合を除き、リンク召喚する場合はリンク先に出すため、リンク召喚すればまず適用されるだろう。
　元々の攻撃力は０だが、《充電機塊セルトパス》の左下に出して相互リンクさせればあちらの効果と合せて最大3000にできる。
　単にアタッカーにするなら同じリンクマーカーで除去効果を持つ《掃除機塊バキューネシア》でもいいので、(2)の効果を使うことを考えたい。

　(2)はこのカードを含むメインモンスターゾーンの機塊モンスターを入れ替え、入れ替えた機塊モンスターに２回攻撃を付与する効果。
　２回攻撃を付与できるが、機塊モンスターは元々の攻撃力が低いモンスターばかりである。
　アタッカーにするとすれば《充電機塊セルトパス》の強化が前提となり、このカードと同じリンクマーカーを持つ《掃除機塊バキューネシア》や同名カードなら攻撃力3000の２回攻撃も狙える。

　他にも《洗濯機塊ランドリードラゴン》を２回攻撃可能にすることで、１体だけで(2)と(3)の効果を両方使用できる。
　ただし攻撃力で上回るモンスター２体を除去しようとすると《遮断機塊ブレイカーバンクル》などで戦闘破壊耐性を付与する必要がある。

　(3)は相手の攻撃を無効にする効果。
　(2)の効果を使うと《充電機塊セルトパス》と相互リンク状態でなくなる場合が多く、そのフォローが可能。

カード名の由来はドライヤー＋ドレイクか。
ドライヤーは髪を乾かすものの他「衣類乾燥機」の意味もある。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSの「尊/Soulburner vsロボッピ」戦でロボッピが使用。
《掃除機塊バキューネシア》をリンク素材に《充電機塊セルトパス》と相互リンク状態の位置にリンク召喚される。
(1)と《充電機塊セルトパス》の効果で攻撃力3000となり、《転生炎獣ブレイズ・ドラゴン》の戦闘破壊を狙うもあちらの効果で失敗に終わる。
だが、自軍のモンスターの攻撃が全て終わったタイミングで(2)を発動し、《洗濯機塊ランドリードラゴン》と位置を入れ替える事であちらに２回攻撃を付与した。
勝利確定の状況を作り上げたが、直後にロボッピのAIが故障した事で勝利を逃す。
返しのターンに《転生炎獣ヒートライオ》に攻撃され、既にロボッピがデュエル続行不可能な状態であったために(3)の効果で攻撃を止めることもできず、そのまま敗北した。