《偽物のわな/Fake Trap》 †
通常罠
自分フィールド上に存在する罠カードを破壊する魔法・罠・効果モンスターの効果を
相手が発動した時に発動する事ができる。
このカードを代わりに破壊し、他の自分の罠カードは破壊されない。
セットされたカードが破壊される場合、そのカードを全てめくって確認する。
Vol.5で登場した通常罠。
自身を身代わりにして相手の除去から自分の罠カードを守る効果を持つ。
破壊対象が複数枚ある場合でも、自分の罠カードをこのカード1枚で守れる。
ただし、セットされたカードを守る場合は、罠カードを相手に確認されるため、見えないディスアドバンテージを負うことになる。
このカードは破壊効果を持つカードの発動と効果の発動に対し、チェーン発動する。
効果処理時に破壊されうる自分の罠カードをめくって確認させ、それ以外を破壊する。
《サイクロン》等の魔法カードや《氷帝メビウス》等のモンスター効果といったほぼあらゆる破壊から罠カードを守ることができる。
《くず鉄のかかし》等の除去されやすい通常罠とは相性が良く、長く使い続けることができるだろう。
しかし《氷帝メビウス》や《ブラック・ローズ・ドラゴン》などで2枚以上のカードを破壊される場合には、より汎用性が高い《スターライト・ロード》や《大革命返し》が存在している。
《スキルドレイン》等の永続罠を守る場合も《宮廷のしきたり》の方が良く、通常罠を守る場合も《身代わりの闇》や《天獄の王》が存在するため、効果を一度きり無効にするだけで、相手に情報アドバンテージを与えてしまうこのカードがデッキに入る余地はあまりないだろう。
- アニメ5D'sの「ジャックvs甚兵衛」戦において甚兵衛が使用。
《スピード・ワールド 2》の破壊効果から《スクラム・フォース》を守った。
劇中で使用されたカードは第1期のテキスト表記が使用されている。
また、字幕ではカード名が誤って「偽者のわな」と表示されている。
- アニメVRAINSの第30話では別所エマ/ゴーストガールとAiが行った分岐点の二択を決めるゲームで登場。
「ゴーストガールのデッキからより素敵なカードを引いた方が先に分岐点のコースを選択できる」というゲーム内容であり、Aiが引いたのがこのカードである。
引いたAiは酷く落ち込み、ゴーストガールは「全然素敵じゃない」と言い放ち、自分はカードも引かずに好きなコースを選択して去っていった。
Playmakerは「あのデッキにはスカしか入っていなかったのだろう」と推測しており、現にゲーム前のシャッフルシーンでは罠カードの紫色しか映っていない。
- ちなみにこの時確認できるテキストはOCGにない第10期仕様であり、伏せカードをめくって確認する旨が文章の最後に括弧付きで表記されている。
下記FAQの通り、効果処理時に伏せカードがある場合にのみ行う処理であることがわかりやすくなっていると言える。
- GBAソフト「遊戯王 双六のスゴロク」では、ダイスで「スカ」の目を出した場合、このカードのイラストと同じポーズをした双六が表示される演出がある。
- デュエルリンクスではアニメの経緯から、ゴーストガールに専用ボイスが存在する。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:セットされたカードを確認するタイミングはいつですか?
A:このカードを代わりに破壊する処理の際に、自分フィールドにセットされている罠カードがある場合に限り、全てめくって確認します。(17/10/27)
Q:セットされたカードを相手が確認する際に罠カードであることがわかればどのように公開しても良いのですか?(カード名やイラストは隠し枠の色だけを見せる、など)
A:カード名などもすべて相手に見せる必要があります。(16/06/16)
Q:このカードの発動にチェーンして《砂塵の大竜巻》を発動し、その効果で罠カードをセットした場合、確認するタイミングはいつですか?(そもそも守ることはできるのか?)
A:そのセットしたカードをこのカードの効果によりめくって確認しますので、めくって確認したカードが罠カードだった場合は破壊されませんし、魔法カードだった場合は結果的に破壊されます。(15/12/17)
Q:《王宮のお触れ》が存在する時もセットカードを確認させますか?
A:いいえ、効果は無効化されますので、効果処理は行いません。(15/12/17)
Q:相手の《大嵐》の発動にこのカードをチェーンした場合はどのような処理になりますか?
A:《偽物のわな》を発動したプレイヤーのセットされたカードを全て相手に確認させ、このカード以外の自分フィールドの罠カードは全て破壊されません。
なお、相手の罠カードは《大嵐》の効果で破壊されます。(09/03/11)
Q:相手の《闇のデッキ破壊ウイルス》(罠カードを選択)の発動にチェーンをしてこのカードを発動できますか?
A:自分フィールドにこのカード以外に罠カードが存在していれば発動できます。
その場合はフィールドの罠カードは破壊されませんが、手札の罠カードは破壊されます。(07/06/18)
Q:相手が《ブラック・ローズ・ドラゴン》の破壊効果の発動をしました。
その効果にチェーンしてこのカードを発動できますか?
A:はい、発動できます。
その場合は自分フィールドの罠カードのみ破壊を免れます。(09/03/12)
Q:相手の《ブラック・ローズ・ドラゴン》の破壊効果の発動にこのカードをチェーンした場合、セットされた魔法カードやモンスターカードも相手に確認させるのですか?
A:魔法&罠ゾーンにセットされたカード全てを確認させます。
モンスターカードを確認させる必要はありません。(11/03/11)
Q:《サイクロン》にチェーンしてこのカードを発動した場合は伏せカードを確認しますか?
A:破壊効果が適用されるカードのみを表側にし、確認を行います。
その他のカードをめくる必要はありません。(08/07/23)
Q:《E・HERO エアーマン》が一つめの効果を選択した際、《偽物のわな》を発動することができますか?
A:破壊が不確定なので発動できません。(10/09/13)
Q:《偽物のわな》にチェーンして《サイクロン》を発動して《偽物のわな》を破壊した場合、ほかの罠カードを守る効果は適用されますか?
A:《偽物のわな》の発動にチェーンをして発動した《サイクロン》の効果によって《偽物のわな》自身が破壊されるため、「このカードを代わりに破壊する」という効果が適用されなくなります。(09/04/11)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で《大嵐》を墓地へ送りました。
次のターンの《大嵐》の発動に《偽物のわな》は発動できますか?
A:発動できます。(10/09/13)
Q:《炸裂装甲》の発動に《スターダスト・ドラゴン》や《スターダスト・ドラゴン/バスター》の効果をチェーンされ、《炸裂装甲》が破壊されようとしている場合、《偽物のわな》を発動できますか?
A:いいえ、《偽物のわな》は《スターダスト・ドラゴン》や《スターダスト・ドラゴン/バスター》のような発動を無効にして破壊するカードに対しては発動すること自体ができません。(12/11/30)
Q:《スターダスト・ドラゴン》でこのカードの発動を無効にできますか?
A:はい、無効にできます。(14/09/04)
Q:《アポピスの化神》など「罠カードでもある攻撃力1500以上の罠モンスター」の特殊召喚に対して発動された《奈落の落とし穴》にチェーンして《偽物のわな》を発動できますか?
できる場合、《偽物のわな》は破壊されて除外されますか?
A:発動すること自体ができません。(18/03/25)
Q:自分フィールドにこのカードを含む罠カード2枚がセットされている状態で、相手が《ハーピィの羽根帚》を発動し、チェーンして自分が《偽物のわな》を発動し、さらにチェーンして自分が《悪魔嬢リリス》の(2)の効果を発動し、罠カードをセットした場合、そのセットされた罠カードは相手の発動した《ハーピィの羽根帚》の効果で破壊されますか?
A:いいえ、破壊されません。(19/07/05)
Tag: 《偽物のわな》 罠 通常罠