《巨神封じの矢/Titanocider》 †
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚された相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
ETERNITY CODEで登場した通常罠。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力を0にしそのモンスター効果を無効化する効果、相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚した際に墓地から自身をセットする効果を持つ。
(1)(2)共に同じく通常罠である《迷い風》と似ており運用に関してはあちらを参考にしたい。
2枚の相違点は以下の通り。
相互互換と言えなくもないが、腐るリスクが格段に大きいのが厳しく、あちらの優位点に対してこちらの優位点が釣り合っているとは言い難い。
普通のデッキでは攻撃力を0にするのも半分にするのもそれほど変わらず、(2)のタイムラグの違いも相まって3回以上(1)を発動できるほど拮抗したデュエルが続くことは少ない。
ただし、攻撃力を0にすることに意味がある【レプティレス】や、このカードと合わせるだけで1ターンキル級のダメージを狙える《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》を使えるデッキなら《迷い風》より優先できる。
あるいは、長期戦を前提とした【メタビート】系のデッキであれば、何度も使い回すことを期待しやすくなる。
手札・墓地コストなども必要なく墓地からセットする効果を持ち、フィールドを離れた後にもデメリットがないカードはこのカードが初である。
それに着目して、効果無効に加えコストなどに使いやすいカードとして用いるのもよい。
《黄金卿エルドリッチ》とは相性がよく、あちらを採用するデッキならば《迷い風》よりも優先して採用できるだろう。
- 漢字表記も含めると、名前は「Titan(ティタン):ギリシャ神話の巨人」+「-cide:’〜殺し’を意味する接尾辞」+「-er:’〜する人’を意味する接尾辞」か。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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