《強制退出装置/Compulsory Escape Device》 †
通常罠
お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。
RETURN OF THE DUELISTで登場した通常罠。
お互いのフィールドのモンスターをデッキへバウンスする効果を持つ。
デッキへのバウンスにより再利用を防ぎやすいが、自分のモンスターもデッキに戻すので、カード1枚分のディスアドバンテージになる。
除去したいモンスターを選べず、考えなしに使ったのではディスアドバンテージに見合った見返りを得ることは難しい。
また、エクストラデッキから特殊召喚されているモンスターに対しては《強制脱出装置》でも同じ効力を発揮するので、メインデッキのモンスターを狙いたい。
通常罠でデッキバウンスを行うものには《心太砲式》も存在し、あちらはタイミングこそ限定されているものの選択権が自分にあり1:1交換も狙えるので、まずあちらの採用を検討してみるべきだろう。
とはいえ、フリーチェーンでデッキバウンスを行う効果自体は現環境においても魅力的である。
自分のモンスターを戻すことに意義を見出だせるデッキ、あるいは自分のモンスターを戻すデメリットを踏み倒せるデッキであれば、《強制脱出装置》等より優先して採用する価値が出てくる。
有名なものでは、戻すことによって誘発効果の使用を狙える《ナーガ》や《マドルチェ・チケット》等が挙げられる。
【霊使い】とも比較的相性がよく、デッキから自己リクルートを行える憑依装着のサクリファイス・エスケープ手段として使用できるほか、霊使いがコントロールを奪ったあるいは蘇生した相手モンスターを処理する手段としての採用も可能である。
【PSYフレーム】も、手札からの発動ありきであるPSYフレームギアはフィールドに出た後は基本的に邪魔となるため、《PSYフレーム・ドライバー》等の再装填に利用できる。
片方のプレイヤーのフィールド上にのみにモンスターが存在する場合このカードは使用できないが、発動後にモンスターが不在となった場合、デッキバウンスは通常通り行われるため、チェーンして一時的に自身を除外できる《ゼンマイラビット》や《ヴェルズ・サンダーバード》と組み合わせるのもいい。
また、《E・HERO ワイルドマン》などの罠カードの効果を受けないモンスターを選んだ場合も、もう一方のモンスターだけデッキバウンスは行われるため組み合わせるのもいいだろう。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:対象をとる効果ですか?
A:いいえ、対象をとりません。(12/04/14)
Q:片方のプレイヤーのフィールドにのみにモンスターが存在する場合、このカードを発動する事ができますか?
A:いいえ、できません。(12/04/16)
Q:効果処理時に片方のプレイヤーのフィールドにのみにモンスターが存在する状況になった場合、そのプレイヤーはモンスターをデッキに戻す処理は行われますか?
A:はい、行われます。(12/04/14)
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