《決闘竜 デュエル・リンク・ドラゴン/Duel Link Dragon, the Duel Dragon》 †
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻 0
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
Sモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、EXデッキから「パワー・ツール」Sモンスター
またはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体を除外して発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ
「決闘竜トークン」1体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「決闘竜トークン」が存在する場合、
相手はこのカードを攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
PREMIUM PACK 2019で登場した闇属性・ドラゴン族のリンクモンスター。
エクストラデッキから特定のシンクロモンスターを除外し、それと同じステータスの決闘竜トークンを特殊召喚する誘発即時効果、決闘竜トークンが存在する間相手に自身を攻撃対象及び効果の対象にできなくさせる永続効果を持つ。
リンク素材にシンクロモンスターを含むように指定しているため、単純に出そうとした場合シンクロ召喚するためのモンスターも含めて5体分必要になる。
とはいえトークンもリンク素材にできるため、《ドッペル・ウォリアー》や《タツノオトシオヤ》、《スケープ・ゴースト》でトークンを特殊召喚すれば、必要なモンスターを大きく減らせる。
リンク素材にするシンクロモンスターとしては《ジェット・シンクロン》を墓地へ送れる《アクセル・シンクロン》、チューナーを蘇生できる《武力の軍奏》も相性がいい。
《ゴヨウ・ディフェンダー》も即座に3体展開できるためリンク素材として使いやすく、2体で《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚してその(2)の効果でモンスターを出せばリンク4分のリンク素材が揃う。
また、《スターライト・ロード》で《スターダスト・ドラゴン》を出し補う手もあり、《スターダスト・ドラゴン》は(1)で除外することもでき無駄になりにくい。
(1)は特定のシンクロモンスターをエクストラデッキから除外し、同じステータスの決闘竜トークンを特殊召喚する効果。
トークンの攻撃力・守備力は最高で、《魔王龍 ベエルゼ》・《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》を除外した場合の3000である。
ただ、このカードを出せる場合、それらと同等の攻撃力を持つリンク4モンスターを出せる場合も多い。
《ヴァレルロード・ドラゴン》ならコントロール奪取でボード・アドバンテージを稼ぎやすく、モンスター効果の対象にならず、フリーチェーンの弱体化効果を持つため場持ちも良い。
《ヴァレルソード・ドラゴン》なら自己強化と2回攻撃で即座に大きなダメージを狙え、即効性で大きく勝る。
こちらは相手のメインフェイズでも出せる点を利用し、継続的にアタッカーを確保する狙いとなる。
もしくはチューナーと共にシンクロ召喚に繋ぐのも手か。
《蒼眼の銀龍》であれば決闘竜トークンが通常モンスターなのでシンクロ素材制限をクリアしやすく、このカードに破壊耐性も付与できる。
このカードをリンク召喚する際に何らかのリンクモンスターをリンク素材として経由していれば、レベル7の決闘竜トークンとレベル1のチューナーで《ヴァレルロード・S・ドラゴン》をシンクロ召喚でき、あちらの装備対象も用意できる。
(2)は決闘竜トークンが存在する場合の耐性。
攻撃・対象をとる効果から守れるが、全体除去は受けてしまう。
また、決闘竜トークンは耐性などもないため、除去されて無防備になる可能性は高い。
コストで除外されたシンクロモンスターは下級ネメシスや《大欲な壺》で戻せる。
特に下級ネメシスなら展開した決闘竜トークンと共にリンク素材にできる。
風属性シンクロモンスターであれば《SRヘキサソーサー》で、パワー・ツールであればオルフェゴールリンクモンスターで戻すことで再利用できる。
《Sin パラダイム・ドラゴン》なら除外されたレベル8シンクロモンスターをエクストラデッキに戻してから特殊召喚できるため相性が良く、《魔王龍 ベエルゼ》などと同じ攻撃力の決闘竜トークンを出しつつそれらを特殊召喚できる。
《復烙印》なら光属性・闇属性のシンクロモンスターをエクストラデッキに戻しつつドローできるため、エクストラデッキの該当カードを減らさずアドバンテージを稼げる。
(1)で特殊召喚できるのは自身のリンク先のみで、自身のリンクマーカーの向きからリンク先は2カ所までしか確保できない。
自分と相手ターンで1体ずつ決闘竜トークンを特殊召喚するとリンク先は全て埋まり、新たな決闘竜トークンは出せなくなる。
決闘竜トークンをリンク素材にする場合はエクストラデッキから展開することになるのでこのカードのリンク先は埋まりやすい。
シンクロ素材にするならリンク先は開けられるがチューナーが別途必要。
そのため1ターン以上維持しても効果を使えない状態になりやすく、活用を考えると下手に維持するよりは蘇生・帰還手段での再利用を狙う方が良い。
《アドバンスドロー》や《七星の宝刀》で決闘竜トークンを能動的に使う手も考えられる。
リンク素材と効果のコストを考えれば、【シンクロ召喚】で使用することになる。
複数のトークンを生成するならシンクロ素材・リンク素材を兼用でき、レベル7・8のシンクロモンスターも活用しやすく、こちらをリンク召喚することも狙いやすい。
しかし、リンク召喚できる場面では除外するモンスターをシンクロ召喚できるという状況も少なくない。
決闘竜トークンに効果が無いことも踏まえると、こちらよりシンクロモンスターを出し、その効果を加味して戦線維持を狙う方が良い。
同じリンク素材でリンク召喚できる《リンクメイル・デーモン》の存在もある。
あちらは単体で対象を取るモンスター効果への耐性を持つ攻撃力2800であり、弱体化によって攻撃力3000以上のモンスターも戦闘破壊を狙える。
関連カード †
収録パック等 †
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