《幻獣機コルトウィング/Mecha Phantom Beast Coltwing》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1600/守1500
(1):自分フィールドに他の「幻獣機」モンスターが存在し、
このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
(2):このカードのレベルは自分フィールドの「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
(3):自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
(4):1ターンに1度、自分フィールドのトークン2体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊し除外する。
JUDGMENT OF THE LIGHTで登場した風属性・機械族の下級モンスター。
幻獣機共通の永続効果、他に幻獣機が存在する状態で特殊召喚に成功した場合に幻獣機トークン2体を特殊召喚する誘発効果、トークン2体をリリースすることで相手のカード1枚を破壊して除外する起動効果を持つ。
(1)により幻獣機トークンを2体も生成できるが、前提として自分フィールドに幻獣機が存在する状況でこのカードを特殊召喚する必要がある。
そのため、《幻獣機アウローラドン》や《幻獣機ハムストラット》の効果で特殊召喚するのが最も手っ取り早い。
また、手札から特殊召喚できる《幻獣機ハリアード》であればレベルも一致するため、そのままランク10のエクシーズ召喚も狙える。
それ以外では《緊急発進》や、幻獣機がいる状態で《プラチナ・ガジェット》等を用いることでも容易に条件を満たせる。
(4)の除去効果は必要なトークンの数こそ多いがカードの種類を問わない上、除外により再利用も封じやすい。
とはいえ破壊を介する除外であり、それらに耐性を持つカードが多い現状、大抵の場合はリンク素材等として確保した方が良いだろう。
幻獣機トークンを2体生成できるため、《ブンボーグ001》の自己再生の効果と相性が良い。
変わったところでは《ゼータ・レティキュラント》とも相性が良く、相手のモンスターをこの効果で除外することで再びイーバトークンを生成できる。
当然イーバトークンをこのカードのコストおよび維持にも使えるため、専用構築を考えてみるのも悪くない。
- デザインのモチーフは欧州のアグスタ・ウェストランド社の開発している「AW609」であろう。
ヘリコプターの垂直離着陸能力と、固定翼輸送機の航続距離・搭載力を併せ持った機体である。
主翼端にエンジンポッドと巨大なローターを装備し、エンジンポッドごとローターの向きを90度変える「ティルトローター」方式で推力を偏向し垂直離着陸を行う。
- カード名は「ティルトローター」の「ティルト」と「コルト(Colt=子馬)」を掛けていると思われるが、カード名から連想される「ティルトウィング」は主翼ごとエンジンの向きを変えるという別の推力偏向方式であり、実態とは異なる。
関連カード †
―《幻獣機コルトウィング》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:破壊と除外は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行います。(13/04/20)
Q:既に《王宮の鉄壁》がフィールドに存在している場合、最後の効果を発動できますか?
A:いいえ、発動自体ができません。(13/04/28)
Q:最後の起動効果にチェーンして《王宮の鉄壁》を発動された場合、どうなりますか?
A:破壊は処理され、そのカードは墓地に行く事になります。(13/04/28)
Q:ダメージステップに幻獣機トークンを特殊召喚する効果を発動できますか?
A:はい、できます。(13/04/26)
Q:自分フィールドに幻獣機トークンが存在する場合に、「1:《サンダー・ブレイク》(対象→幻獣機トークン)」「2:《リビングデッドの呼び声》(対象→《幻獣機コルトウィング》)」とチェーンを組みました。
《幻獣機コルトウィング》のトークンを特殊召喚する効果は発動しますか?
A:はい、発動します。(14/01/12)
Q:自分フィールドにモンスターが存在しない時、《幻獣機コルトウィング》ともう1体の幻獣機モンスターを同時に特殊召喚した場合《幻獣機コルトウィング》の効果は発動しますか?
A:はい、発動し適用されます。(16/08/04)
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