《幻想の見習い魔導師/Apprentice Illusion Magician》 †
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ブラック・マジシャン」1体を手札に加える。
(3):他の自分の魔法使い族・闇属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ2000アップする。
Vジャンプ(2016年11月号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族の上級モンスター。
手札を1枚捨てる事で手札から特殊召喚できる分類されない効果、召喚・特殊召喚に成功した場合に《ブラック・マジシャン》をサーチできる誘発効果、ダメージ計算時に自身を墓地へ送る事で自分の闇属性・魔法使い族モンスターを強化する誘発即時効果を持つ。
(1)は自身を手札から特殊召喚する効果。
(2)の効果とシナジーしており、特殊召喚成功時に(2)の効果を発動すれば、手札損失を相殺できる。
容易に特殊召喚できるレベル6モンスターとして使い、ランク6のエクシーズ召喚等に使うこともできる。
特に、エクシーズ素材に魔法使い族を指定している《マジマジ☆マジシャンギャル》・《風紀宮司ノリト》のエクシーズ召喚の助けになる。
(2)は《ブラック・マジシャン》のサーチ効果。
(1)の効果は勿論、他の手段で召喚・特殊召喚しても発動でき、タイミングを逃すこともない。
ただし、《ブラック・マジシャン》はサーチ・リクルートの手段が他にも多種多様にあり、アドバンテージ獲得を狙うなら序盤に出して効果を利用したい。
《マジシャンズ・ナビゲート》など、明確に《ブラック・マジシャン》をサーチする意義を持ったカードを使うなら併せて入れても良いか。
1ターンに1度などの発動制限も無いので、複数手札に来た場合は1枚目でサーチした《ブラック・マジシャン》をコストに2枚目を特殊召喚する事で、《ブラック・マジシャン》を手札・墓地に確保しつつデッキ圧縮を行うという運用も可能。
2枚目の《幻想の見習い魔導師》を特殊召喚するために捨てるのも良いだろう。
(3)は闇属性・魔法使い族モンスターのステータスをダメージ計算時のみアップさせる効果。
相手に読まれにくい手札誘発でもあり、相手モンスターから攻撃を受ける場合にも発動できるので奇襲性は高い。
ただし、多くの類似カードと異なりダメージ計算時が過ぎればステータスは元に戻ってしまう点に注意。
また、フィールドの自身が攻撃された際は発動できないので、フィールドから発動する時はなるべく自分のターンに使いたい。
無理にフィールドに出さずとも、手札からのコンバットトリック専用カードとして運用するだけで、【ブラック・マジシャン】では十分な活躍ができるだろう。
フィールドに左右されずに特殊召喚できるレベル6である点を活かして他のデッキに投入する場合は、《ブラック・マジシャン》を投入するかは考えておきたい。
《闇の誘惑》や《七星の宝刀》といったカードを投入する場合にはサーチ後除外コストに転用できるが、手札事故を招く恐れもある。
- 劇中では盗賊王バクラとの最終決戦の際に、マナはマハードに魔力を分け与えており、それが(3)の効果の由来だと思われる。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは闘いへと向かう闇遊戯が使用。
長らくプレイヤーは使用不可能だったが、「セレクションボックスVol.5」に先行収録され、その後「リンク・レボリューション」に収録されている。
関連カード †
―効果関連
―カード名関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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