遊戯王カードWiki - 《古代の機械像》

《古代の機械像(アンティーク・ギアスタチュー)》 †

効果モンスター
星２/地属性/機械族/攻 500/守 800
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は１ターンに１度しかできず、
(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2)：このカードをリリースして発動できる。
「古代の機械像」を除く、「古代の機械巨人」または
そのカード名が記されたモンスター１体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。

　ANIMATION CHRONICLE 2024で登場する地属性・機械族の下級モンスター。
　フィールドのモンスター数が相手のほうが多い場合に手札から特殊召喚できる効果、自身をリリースする事で同名カード以外の《古代の機械巨人》またはそのカード名が記されたモンスター１体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する効果を持つ。

　(1)は自己特殊召喚効果。
　相手モンスターのほうが数が多いという条件も【古代の機械】は元々横並びを得意とするデッキではないため、先攻１ターン目以外であれば比較的満たしやすい。
　特に後攻１ターン目であればかなり満たしやすく、召喚権を使用せず(2)に繋ぐことができる。
　【古代の機械】において自己特殊召喚できるモンスターは貴重な存在であり、《古代の機械弩士》のリンク素材の調達に役立つ。
　【機械族】系列のデッキでは１ターンに１度の制限が無い《トイナイト》がいるが、《機械複製術》が使える、レベル２である、《古代の機械飛竜》・《古代の機械箱》でサーチできる点で差別化は容易。

　(2)は《古代の機械巨人》かそのカード名が記されたモンスターの特殊召喚。
　優先度が高いのはアドバンテージ獲得能力に優れる《古代の機械暗黒巨人》だろう。
　それ以外のモンスターは《古代の機械暗黒巨人》を経由したほうがよいことも多いため、優先度は落ちる。
　召喚条件を無視できるため、特殊召喚できないモンスターの特殊召喚も可能であり、《古代の機械暗黒巨人》が他で展開できるなら特殊召喚が難しいそれらの展開手段にしてもよいだろう。

カード名通り、《古代の機械巨人》を模した彫像である。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D’sの「遊星vsハイトマン」戦においてハイトマンが使用。
通常召喚後に《機械複製術》で２体がリクルートされ、そのまま３体共自身の効果でリリースする事で《古代の機械巨人》３体を手札から召喚条件を無視して特殊召喚した。

アニメでは(1)の効果はなく、(2)の効果で特殊召喚できるのは手札の《古代の機械巨人》のみだった。
ただし、１ターンに１度の制限は無かったので、上述の通り３体効果を発動している。

このカードを使用した際のハイトマンは高いレベルを持つモンスターを絶対視していて、このカードの効果を指して「低レベルモンスターは高レベルモンスターのリリースに使うしかない」と言い切っている。
最終的に遊星がデュエルアカデミアの生徒達から借用した低レベルのチューナーを駆使したコンボで敗北を喫したことにより、その考えを改めている。