《劫火の舟守 ゴースト・カロン/Ghost Charon, the Underworld Boatman》 †
チューナー・効果モンスター
星２/闇属性/アンデット族/攻 500/守 0
「劫火の舟守 ゴースト・カロン」の効果は１ターンに１度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
(1)：相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
自分の墓地の融合モンスター１体を対象として発動できる。
墓地のそのモンスターとフィールドのこのカードを除外し、
その２体のレベルの合計と同じレベルを持つ
ドラゴン族Ｓモンスター１体をエクストラデッキから特殊召喚する。
PREMIUM PACK 17で登場した闇属性・アンデット族の下級モンスターのチューナー。
自身と墓地の融合モンスターを除外しエクストラデッキからドラゴン族シンクロモンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。
墓地の融合モンスターを使って擬似シンクロ召喚が可能。
似たような効果を持つ《ジャンク・アンカー》とは違ってあくまでただの特殊召喚なので、シンクロ召喚に成功した時に発動する《ブラック・ローズ・ドラゴン》等の効果やシンクロ召喚でしか特殊召喚できない《星態龍》等は利用できない。
ただしこれは、シンクロ素材の制限を無視できるメリットでもあり、セイヴァー等の正規のシンクロ召喚は難しいがシンクロ召喚以外でも特殊召喚可能なシンクロモンスターを利用できる。
このカードを使用する場合は、いかにして融合モンスターを墓地へ送るかが問題となる。
《オッドアイズ・フュージョン》でエクストラデッキのオッドアイズ融合モンスターを融合素材にすれば、融合モンスターを出しつつ高レベルの融合モンスターを墓地へ送る事ができる。
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》ならばエクストラデッキのオッドアイズのみで融合召喚でき、その際にレベル10の《覇王紫竜オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴン》を落とせる。
これにより、このカードと《覇王紫竜オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴン》でレベル12のシンクロモンスターを特殊召喚できるようになる。
さらに、《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》自身はレベル８のため、このカードでレベル10のシンクロモンスターを出すことへも繋がる。
《オッドアイズ・フュージョン》がドラゴン族融合モンスター専用カードであり、エクストラデッキのオッドアイズを融合素材にできる条件がこのカードと類似するため、出した融合モンスターが即座に除去されても、続けてこのカードの効果が狙えるのも利点。
《ミラクルシンクロフュージョン》を組み合わせる手もあるが、対応モンスターが限られる上に複数の過程を要するので非常に重い。
その他には《簡易融合》や《簡素融合》を使い融合モンスターを出す、融合召喚が得意な【Ｅ・ＨＥＲＯ】やエクストラデッキから墓地へ送るのが得意な【ドラグマ】などに隠し味として投入するといった手もある。
《轟雷帝ザボルグ》で融合モンスターを落とす手もあり、《旧神ヌトス》を墓地へ送ることで除去効果を使い、その後このカードとでレベル６シンクロモンスターに繋げられる。
自身がアンデット族であるため、アンデット族２体を融合素材に持つ《冥界龍 ドラゴネクロ》との相性は割と良い。
墓地アドバンテージは失いやすいものの、折角呼び出した《冥界龍 ドラゴネクロ》が墓地へ送られても後続に繋げられるので戦線を途切れにくくすることが可能である。
【ローレベル】では《冥界龍 ドラゴネクロ》や《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を《龍の鏡》で出しやすいので、このカードも除去後の保険として採用できる。
通常のチューナーとしても活用可能なため、状況次第では効果を使わずにシンクロ召喚することも考えられる。
効果を発動するターンはドラゴン族以外特殊召喚できない制約が発生するため、アンデット族が得意とする蘇生との相性はあまりよくない。
再利用したい場合には、《ダーク・バースト》や《悪夢再び》でサルベージしたり、《リビングデッドの呼び声》等で相手ターンに蘇生するといいだろう。
- 「カロン（カローン）」とは、ギリシャ神話に登場するステュクスの渡し守である。
ステュクスとはギリシャの地下を流れているとされる現世と地獄を分かつ大河であり、彼は死者の魂を対岸である彼岸に運ぶ仕事をしている。
ちなみに、ダンテの「神曲」においてダンテとウェルギリウスも地獄を旅する際に彼の船に乗っている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Ｑ：(1)の効果で除外する処理と特殊召喚する処理は同時に行なう扱いですか？
Ａ：はい、同時に行なう扱いです。(14/12/20)
Ｑ：このカードのレベルが他の効果で変化している時に(1)の効果で除外した場合、参照するレベルの数値はどうなりますか？
Ａ：フィールドで変化していたレベルの数値を参照します。(14/12/20)
Ｑ：(1)の効果処理時で他の効果でこのカードのレベルが変化し、エクストラデッキに特殊召喚できるドラゴン族シンクロモンスターが存在しない場合でも、このカードと選択した墓地の融合モンスターは除外されますか？
Ａ：はい、除外されます。(14/12/20)
Ｑ：(1)の効果処理時に《虚無空間》を発動されて特殊召喚できない場合でも、このカードと選択した墓地の融合モンスターは除外されますか？
Ａ：はい、除外されます。(14/12/20)
Ｑ：(1)の効果処理時にこのカードがフィールドに存在しなくなった場合、選択した融合モンスターは除外されますか？
Ａ：いいえ、除外されず、特殊召喚する処理も行われません。(14/12/20)
Ｑ：(1)の効果処理時に選択した墓地の融合モンスターが墓地に存在しなくなった場合、このカードは除外されますか？
Ａ：いいえ、除外されず、特殊召喚する処理も行われません。(14/12/20)
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