《黒羽の宝札/Cards for Black Feathers》 †
通常魔法
手札の「BF」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
「黒羽の宝札」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
THE SHINING DARKNESSで登場した通常魔法。
BFモンスターを手札コストとして除外し、2枚ドローする効果を持つ。
BF専用の手札交換カードだが、以降の特殊召喚を封じるという重いデメリットが課せられる。
除外するタイミングこそ違うものの、《BF−極光のアウロラ》を除く全てのBFが闇属性であることを考えると、実質的には制約の増えた《闇の誘惑》でしかない。
《闇の誘惑》は制限カードであるためあちらを採用してまだ足りない場合に採用を考えられるが、【BF】で特殊召喚を封じる制約は非常に重く、《闇の誘惑》ほど気軽に使えるカードではない。
《闇の誘惑》と同様に手札コストは除外される事から墓地肥やしには利用できないため、《BF−精鋭のゼピュロス》や《BF−大旆のヴァーユ》等墓地に落とした方が都合の良いカードが多いBFとは噛み合わせが悪いのもネック。
他にも特殊召喚を封じるが汎用的な効果を持つ《強欲で謙虚な壺》や、発動条件は異なるものの同じく2枚ドローする効果を持ち、手札コストも必要無く制約も緩い《翼の恩返し》の存在もあり、わざわざ採用する理由を見いだせないのが現状である。
- BFの英語名が「Blackwing」ということもあってか、「BF」と名のついていないこのカードの英語名は「Black Feather」になっている。
英語圏では「Wing」は「翼」、「Feather」は「翼から抜けた羽根」と明確に単語で分けられており、このカードのイラストが「抜け落ちた羽根」なのも「Feather」が使われている理由だろう。
- OCGでは「黒羽」の部分を「くろはね」と読むが、アニメではクロウは「くろばね」と発言していた。
- この時期は【BF】の最盛期であり、それゆえさらなる強化を封じるために大幅な弱体化を伴ってOCG化される事が多かった。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《黒羽の宝札》にチェーンして《精霊の鏡》を発動することはできますか?
また、できたら、特殊召喚ができなくなるのはどのプレイヤーで、《黒羽の宝札》を発動したプレイヤーはもう一枚《黒羽の宝札》を発動するのが可能になりますか?
A:はい、発動できます。
その場合特殊召喚できなくなるのは《黒羽の宝札》を発動したプレイヤーで、そのプレイヤーは2枚目の《黒羽の宝札》を発動できません。(10/07/14)
Q:このカードを発動したターン中に特殊召喚を行わないカード(《未来融合−フューチャー・フュージョン》)を発動することは可能ですか?
A:はい、発動できます。(10/12/23)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果でこのカードを発動した場合、どうなりますか?
(そのターンの特殊召喚、同名カードの発動)
A:特殊召喚および《黒羽の宝札》の発動は可能です。(10/08/13)
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