《最果てのゴーティス/Ghoti of the Deep Beyond》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/水属性/魚族/攻 ?/守 0
魚族チューナー１体以上＋チューナー以外のモンスター１体以上
(1)：このカードの元々の攻撃力は、除外状態のモンスターの数×５００になる。
(2)：相手ターンに、このカードがＳ召喚した場合に発動できる。
フィールドのカードを全て除外する。
(3)：このカードがモンスターゾーンから除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外状態のこのカードを特殊召喚する。
WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した水属性・魚族のシンクロモンスター。
除外されているモンスターの数に比例して元々の攻撃力が決まる永続効果、相手ターンにシンクロ召喚に成功した場合、フィールドのカードを全て除外する誘発効果、モンスターゾーンから除外された次のスタンバイフェイズに帰還する誘発効果を持つ。
シンクロ素材はチューナーが魚族に限定されているが、その数の組み合わせは自由であるため多少は融通を効かしやすい。
魚族チューナーは効果でチューナー扱いになるホワイトを含めても数が少ない。
その中で相手ターンにシンクロ召喚可能な効果を持ったモンスターはゴーティスのみであるため、(2)のためにも基本的にはゴーティスチューナーを用いることになる。
現在ゴーティスチューナーは全てレベル２であるため、レベル８と２体並べるか、ゴーティスチューナー２体とレベル６の合計３体を並べてシンクロ召喚というのが基本になる。
発動タイミングは限定的だが、《王者の調和》を用いればチューナーの魚族縛りを無視して相手ターンにシンクロ召喚扱いで特殊召喚できる。
(1)は除外されている枚数に比例した元々の攻撃力の決定効果。
倍率はそこそこ高いため、(2)などで大量にモンスターを除外できれば大きな強化もできる。
ゴーティスは除外する効果やコストも多いので、それらでデッキを組めば攻撃力にも期待できる。
相手のカードもカウントするが、モンスターに限定されているため、《強欲で貪欲な壺》などで枚数を稼ぐことはできない。
(2)はフィールドのカードの全除外。
相手ターンにシンクロ召喚するという厳しい条件だが、ゴーティスチューナーを用いるなら特に苦労はしない。
それらの効果によりフリーチェーンでシンクロ召喚できるため、制圧・妨害に使用できる。
ただし、フリーチェーンの除外で《ゴーティスの紅玉ゼップ》を出す場合を除くとメインフェイズ限定となる。
自分のカードも全て除外するため、相手が再展開すれば逆にピンチに陥る可能性がある点は留意したい。
共通効果では魚族しかシンクロ召喚できないため、このカードの存在は重要となる。
(3)はモンスターゾーンから除外された自身の帰還。
(2)は自身も除外するが、次の自分のスタンバイフェイズにこの効果により帰還できる。
(2)の除外が(1)の強化にもつながるため、除外枚数次第では優秀なアタッカーとして利用できるだろう。
逆に大した攻撃力を得られていない場合には低攻撃力バニラになるため、素材などに利用したい。
モンスターゾーンからであれば他の効果もトリガーになるため、《奈落の落とし穴》等除外する効果に対する擬似的な耐性にもなる。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルでは、OCGでの収録が発表されるよりも前に実装されており、OCGのカード名とテキストもこちらで先に判明していた。
関連カード †
―類似効果
―《最果てのゴーティス》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(2)の効果について †
Ｑ：相手メインフェイズ中、相手の《三戦の才》の「モンスターのコントロールを得る効果」に《ゴーティスの妖精シフ》の(3)の効果をチェーンしました。
シンクロ召喚した《最果てのゴーティス》のコントロールが相手の《三戦の才》によって移りましたが、この場合《最果てのゴーティス》の(2)の効果は発動できますか？
Ａ：ご質問の場合、《最果てのゴーティス》の(2)の効果はお互いに発動できません。(23/10/30)
Tag: 《最果てのゴーティス》 モンスター シンクロモンスター 効果モンスター 星10 水属性 魚族 攻? 守0 ゴーティス