《死霊公爵》 †
融合・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守1700
悪魔族・アンデット族モンスター×2
このカードのコントローラーは自分スタンバイフェイズ毎に、500LPを払うかこのカードを破壊する。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
モンスター1体の召喚を行う。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のレベル4以上の悪魔族・アンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
ANIMATION CHRONICLE 2024で登場した闇属性・悪魔族の融合モンスター。
自分スタンバイフェイズに500ライフポイントを払うかこのカードを自壊させる効果外テキスト、戦闘破壊されない永続効果、自分メインフェイズに召喚を行う起動効果、墓地の自身を除外しレベル4以上の悪魔族・アンデット族1体をサルベージする起動効果を持つ。
融合素材は悪魔族・アンデット族2体。
それらを用いる、かつ融合召喚ギミックを採用しやすいデッキであれば融合召喚は難しくない。
【暗黒界】・【ユベル】・【DD】・【地縛】・【デモンスミス】・【ファーニマル】などが該当するか。
《幽合−ゴースト・フュージョン》でデッキからアンデット族を除外するためにも利用でき、同レベルで同じ使い方ができる《共命の翼ガルーラ》と違いこちらは属性の指定も無く(2)で展開の補佐ができる。
そのほか、《超融合》でそれらの種族にメタを張るために採用ということも考えられる。
【アンデットワールド】であれば、相手のデッキに依らず相手モンスター2体を融合素材として処理しつつ融合召喚できる。
この目的では《冥界龍 ドラゴネクロ》には攻撃力で劣るが、展開に長けた効果を持つため両方採用して使い分けるといいだろう。
効果外テキストによって自分スタンバイフェイズに500ライフポイントを払わなければ自壊する。
ライフコスト自体は軽く、(1)によって戦闘破壊耐性を持つとはいえ相手ターンを跨いだ維持自体難しいため、この選択が適用されること自体そう多くないだろう。
(1)は戦闘破壊耐性。
複数ターン維持できれば(2)によって展開力を補強できるため、維持したい場合には役立つだろう。
ただし、効果に対しては一切耐性を持たないため、その場合は他のカードでその点をフォローしたい。
(2)は任意の召喚を行う効果。
召喚であるため、レベル5以上にはリリースが必要になるが、「召喚に成功した」場合の誘発効果も利用できる。
召喚先にも一切制限がないため、純粋に展開力を上げられる。
(3)はレベル4以上の悪魔族・アンデット族1体のサルベージ。
サルベージ先は融合素材とも一致しているため、このカードを融合召喚できるデッキでは確実にアドバンテージを稼げるだろう。
ただし、レベル3以下に関してはサルベージできないため、低レベルのそれらを使用するデッキでは発動できないことも起こり得る。
この効果のみ目当てにドラグマなどのカードで墓地へ送るのも手か。
- 海馬が維持コストの支払いについて言及したのは闇バクラのドローフェイズ直後なのだが、その際に闇バクラが「チッ!くだらねぇことはよく知ってやがるぜ」と吐き捨てながらしぶしぶライフを払う描写があった。
もし海馬が言及しなかったら踏み倒すつもりだったのだろうか?
- イラストはOCGとは大きく異なり、赤と紫が混ざったような背景に剣を持ち、棒立ちしている姿が描かれていた。
OCG化の際に背景の色合いにアニメ版の面影を残しつつ、体に水色のオーラが追加された。
関連カード †
収録パック等 †
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