慈悲深(じひぶか)修道女(しゅうどうじょ)/The Forgiving Maiden》

効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 850/守2000
このカードをリリースして発動する。
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を手札に戻す。

 Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した光属性天使族下級モンスター
 《聖女ジャンヌ》融合素材であり、自分墓地からモンスターサルベージする起動効果を持つ。

 《死者の生還》内蔵したモンスターと言えるが、効果の範囲が局所的。
 起動効果という性質上自分ターンにしか発動できず、サルベージできるのは「自爆特攻したモンスター」「コンバットトリックで返り討ちにされたモンスター」「送りつけ相手フィールド戦闘破壊した持ち主自分モンスター」に限られる。

 自爆特攻送りつけと相性の良いカードと言えばリクルーターがあり、《シャインエンジェル》《コーリング・ノヴァ》はこのカードリクルートも可能で種族属性のサポートを併用しやすい。
 もっとも、リクルーター手札に回収しても特殊召喚する必要があり、相性がいいとは言いにくいか。
 墓地へ送られた場合の効果を利用するにしても、《死者転生》の方が戦闘破壊されたモンスターに限られない分扱いやすいだろう。

 登場当時としては守備力は高かったが、現在では信頼の置ける数値とは言い難い。
 《聖女ジャンヌ》融合素材なので《融合派兵》リクルートでき、そのまま効果を使用することはできる。

 《未来融合−フューチャー・フュージョン》《聖女ジャンヌ》を指定し、《堕天使マリー》墓地へ送るならばこのカードも必要となる。

  • 「修道女」は、キリスト教の教義に則り禁欲的宗教活動を行う女性の事。
    • 宗教上の規制からか、海外版ではイラストが全て書き直しをされておりまったく異なる。
      日本語版のイラストは完全にキリスト教のシスターであるためだろう。
      また、修道士(女性は修道女)という言葉自体、キリスト教用語であり、英語名は「The Forgiving Maiden(寛大な乙女)」となっている。
  • 海外版のアニメでは、日本版のデザインに修正を加える形で登場している。
  • コナミのゲーム作品において―
    事実上メインフェイズ2にのみ使用可能な効果であるため、OCGそのままではメインフェイズ2が無いデュエルリンクスでは効果が使えない。
    そのため、2022年4月にエラッタされて下記の効果に変更されて実装される事となった(あくまでもゲーム内でのみ適用されるテキストである)。
    自分のバトルフェイズ終了時にこのカードをリリースして発動できる。
    このターン戦闘によって破壊された自分の墓地のモンスター1体を選択して手札に戻す。

関連カード

─類似効果

―このカード融合素材に指定する融合モンスター

収録パック等


Tag: 《慈悲深き修道女》 効果モンスター モンスター 星4 光属性 天使族 攻850 守2000

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