時械神(じかいしん)サディオン/Sadion, the Timelord》

効果モンスター
星10/風属性/天使族/攻   0/守   0
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードは戦闘・効果では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
自分のLPが4000より少ない場合に発動する。
自分のLPは4000になる。
(4):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主のデッキに戻す。

 COLLECTORS PACK 2017で登場した風属性天使族最上級モンスター
 時械神共通の効果戦闘を行ったバトルフェイズ終了時自分ライフポイントを4000にする誘発効果を持つ。

 時械神共通の使い方については《時械神メタイオン》を参照。

 固有効果ライフポイントを4000にする効果
 他の時械神と比較してカード・アドバンテージを得られず、ライフゲインだけでは勝利に繋がりにくい。
 自分ライフが少ない場合という発動条件や、現今では守勢に立たされるとライフ4000はすぐに削りきられるため、時械神の中では最も使い勝手が悪い。
 《神の警告》などの汎用性が高いカウンター罠ライフコストを要求することが多いため、そうしたカードコスト確保には役立つ。
 【終焉のカウントダウン】ならライフコスト確保と戦闘への防御を兼任してくれるので相性はいい方だろう。

 ライフを現在の状態に関係なく一律4000にする、という効果から、このカードがあれば残りライフをぎりぎりまで減らすようなカードを比較的安全に使うことができる。
 《魂の一撃》《ぶつかり合う魂》がその例で、特に《ぶつかり合う魂》は《時械神サディオン》が戦闘破壊されないため自分カード墓地へ送られることはなく、自分ライフを限界まで払ってもバトルフェイズ終了時に4000に回復する。
 相手ライフを払うか、全体除去を受けるかの二択を迫ることが可能。
 なお《死皇帝の陵墓》を主軸に据えたデッキでも、ライフコストを何度払っても4000まで戻せることから、フィールドモンスターを維持していても《時械神サディオン》を事実上ノーコスト召喚できる。

  • モチーフは、ユダヤ教の伝承に伝えられる天使の一人「ザドキエル(Zadkiel)」。
    旧約聖書に登場する生命の樹(セフィロトの樹)のケセド(慈悲)の守護天使であり、後述のアニメでもケセドに位置していた。
  • 攻撃時には風の渦を発生させていた。
  • アニメ版は時械神共通の変更以外はOCG版とほぼ同じ効果だが、OCGはアニメと比べて初期ライフが2倍になっているので相対的に弱体化している。

関連カード

収録パック等


Tag: 《時械神サディオン》 効果モンスター モンスター 星10 風属性 天使族 攻0 守0 リクルート不可 時械神

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