《邪神官チラム・サバク/Wicked Acolyte Chilam Sabak》 †
効果モンスター
星8/闇属性/爬虫類族/攻2500/守 0
「邪神官チラム・サバク」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札が5枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
Vジャンプ(2015年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した闇属性・爬虫類族の最上級モンスター。
条件を満たしていればリリースなしで召喚できる分類されない効果、戦闘破壊された時にチューナーとして自己再生する誘発効果を持つ。
リリースなしで召喚できるが、手札を常に5枚以上確保しておくのはなかなか厳しく、序盤でもない限り召喚条件を満たせないことが多い。
攻撃力は高いとはいえレベル8のモンスターとしてはそこそこ程度で、単純にアタッカーやランク8要員として使うなら、《神獣王バルバロス》や《ガーディアン・エアトス》などの方が使い勝手が良い。
戦闘破壊されることでチューナーとなって自己再生するが、発動条件は受動的で、効果によって破壊される可能性が高い。
自爆特攻で満たすこともできるが、その場合《緊急同調》を使わない限り、メインフェイズ2でシンクロ召喚することになる。
自爆特攻を前提とするには攻撃力が高過ぎる問題もあり、単純にレベル8のチューナーがほしいならば《獄落鳥》を使う手もある。
チューナー化はオマケとして、1ターンに1度限りの戦闘破壊耐性のようなものとして見ておくくらいが丁度良いだろう。
ただ、守備力0で守備表示の状態で蘇生されるため、貫通持ちなどには弱い。
また、《バーサーク・デッド・ドラゴン》や《究極伝導恐獣》などの全体攻撃可能なモンスターには自己再生も意味を成さない。
種族・属性・ステータスから対応するサポートカードは多く、《キングレムリン》・《トレード・イン》・《悪夢再び》・《毒蛇の供物》などを《毒蛇王ヴェノミノン》や《レプティレス・ヴァースキ》と共有できる。
《悪夢再び》はこのカードをサルベージしつつ手札を増やせるため、自身の召喚条件を満たす補助にもなるだろう。
召喚制限も無く、《闇のデッキ破壊ウイルス》に対応するのも利点となる。
《毒蛇王ヴェノミノン》を主軸に据える【爬虫類族】では、《トレード・イン》や《闇の誘惑》を共有でき、いざとなればアタッカーとしても運用できるため、採用を検討できる。
《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》を出す場合にも採用が検討できる。
自分のターンに自爆特攻すればレベル8のチューナーとなり、他にレベル8のモンスターを出しておけばメインフェイズ2で出せる。
《ダメージ=レプトル》を併用すれば自爆特攻時に《毒蛇王ヴェノミノン》をリクルートすることもできる。
《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》が(2)の効果を使うと攻撃できないため、メインフェイズ2に出しても運用にあまり問題がない。
- 名前の由来はメキシコ、ユカタン半島の教会で発見された「チラム・バラムの書」か。
植民地時代のマヤ語の古文書の総称で焚書によって失われたマヤ文明の絵文書の内容をマヤ神官が記憶を頼りに再び書き上げた物とされている。
その中の一つに過去の著名なマヤ神官が託した預言が集められており、その内容から人類滅亡の預言書扱いもされる。
- イラストでは下半身は蛇になっているが、漫画で自己再生した後は蛇の頭の部分が上半身と同じ人型になっていた。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《邪神官チラム・サバク》 モンスター 効果モンスター 星8 闇属性 爬虫類族 攻2500 守0