若い(グリーン)忍者(にんじゃ)/Green Ninja》

効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 600/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが表側表示で特殊召喚された場合、
その内の1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
(2):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を表側攻撃表示か裏側守備表示にする。

 Vジャンプ(2022年9月号) 付属カードで登場した風属性戦士族下級モンスター
 自分フィールドモンスター表側表示特殊召喚された場合に手札から特殊召喚し、そのモンスター裏側守備表示にする効果手札フィールドから墓地へ送られた場合にモンスター1体の表示形式を変更する効果を持つ。

 (1)は手札からの特殊召喚モンスター裏側守備表示化。
 トリガーは緩いので発動は容易いが、特殊召喚されたモンスター裏側守備表示にしてしまうのがネック。
 そのターン融合素材以外の各種素材やモンスター効果の使用、攻撃が封じられてしまい、テンポを損ねかねない。
 リバース時の効果を持つリバースモンスター等に使用するのがベストと言え、サブテラーマリスクローラーティンダングルなどは展開手段も多い。

 変則的な使い方だが、特殊召喚時の誘発効果に対して相手《エフェクト・ヴェーラー》などで無効化を狙った際に、それにチェーンして回避する使い方もある。
 逆順処理によりこのカード効果裏側表示となり、《エフェクト・ヴェーラー》効果を受けずに最初の誘発効果適用される。
 《覇王龍の魂》特殊召喚した《覇王龍ズァーク》効果チェーンすれば、全体除去を行いつつバウンスされる制約を回避でき、(2)で攻撃表示に戻せばそのまま攻撃力4000の直接攻撃も狙うことができる。

 (2)はフィールドモンスター表示形式変更。
 こちらもトリガーは緩く、各種素材や手札コストで簡単に発動できる。
 【忍者】なら《宙の忍者−鳥帷》相手ターン中に発動することも容易。
 自分モンスターに使う場合はリバース時のモンスター効果の再利用やトリガーとするのが良いだろう。
 《メタモルポット》《リグラス・リーパー》《雀姉妹》といったこのカード手札から捨てることができるリバースモンスターとは特に組み合わせやすい。
 (1)で裏側表示にしたリバースモンスターリバースするコンボも狙える。
 相手モンスターに使う場合は戦闘補助や永続効果の遮断に利用できるが、リンクモンスターには通じない点に注意。

 モンスター効果の対象とする2種類の効果を持つため、効果の対象となった場合に発動する効果を持つモンスターとは相性がいい。
 特に《聖刻龍−ドラゴンヌート》は(1)で裏側守備表示にしつつモンスターを展開でき、展開したモンスターと共にシンクロ素材などになればリバースして再度効果の発動を狙える。
 さらに、このカードリリースして《忍法 超変化の術》発動することで、《聖刻龍−ドラゴンヌート》リクルートしてスムーズに効果の対象とすることもできる。

  • 英語の「Green」には「若い・未熟な」という意味があり、当て字として「若い」が選ばれたのはこれに由来するものか。

関連カード

収録パック等


Tag: 《若い忍者》 モンスター 効果モンスター 星2 風属性 戦士族 攻600 守600 忍者

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