《守護神官マナ/Palladium Oracle Mana》 †
効果モンスター
星6/光属性/魔法使い族/攻2000/守1700
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドの魔法使い族モンスター1体のみを対象とする
相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのレベル7以上の魔法使い族モンスターは効果では破壊されない。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚する。
20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONで登場した光属性・魔法使い族の上級モンスター。
手札・墓地から自身を特殊召喚できる誘発即時効果、自分フィールドのレベル7以上の魔法使い族に効果破壊耐性を付与する永続効果、自身が破壊された場合に《ブラック・マジシャン・ガール》1体を特殊召喚できる誘発効果を持つ。
(1)は自分フィールドの魔法使い族1体が相手の効果の対象になった場合に自身を手札・墓地から特殊召喚できる効果。
効果そのものを無効にできるわけではないが、レベル7以上が破壊効果の対象になった場合は(2)の効果により実質的に無効にできる。
手札からなら奇襲性が高く相手の無駄撃ちも誘える。
墓地は公開情報なので牽制に留まるが、対象を取る破壊効果の発動は制限できる。
(2)は自分フィールドのレベル7以上の魔法使い族に効果破壊耐性を付与する効果。
自身がレベル6なので効果範囲に含まれておらず、ステータスも低めなのでこのカードから攻略されてしまいやすい。
また、破壊以外の効果や戦闘破壊までは防げないため耐性として然程固いとは言えない。
とは言え、(1)の効果やサポートカード等で手札・デッキから不意打ち的に特殊召喚して相手の思惑を崩す事は狙える。
自分の効果破壊にも耐性は得られるため、《ブラック・ホール》等で能動的に全体除去を起こしてみるのも手。
(3)は自身が破壊された場合に手札・デッキ・墓地から《ブラック・マジシャン・ガール》1体を特殊召喚できる効果。
(2)の効果により相手はこのカードから狙ってきやすいため発動条件は比較的満たしやすい。
自分の効果で破壊しても発動できるため、状況次第では狙ってみても良いだろう。
《連鎖破壊》を使えば自身を含んで3体のレベル6モンスターを並べるということもできる。
効果・種族から【ブラック・マジシャン】では活躍が見込める。
キーカードである《永遠の魂》は自分フィールドのモンスターを破壊するデメリットを持つが、このカードが存在すれば(2)で全滅を防ぎやすい。
このカードが破壊に巻き込まれても(3)でディスアドバンテージも補える。
ただし《守護神官マハード》と同じく光属性なので、闇属性サポートをデッキの主要モンスター達と共有できないのが欠点。
- 原作者の高橋和希氏によってデザインされたカードであり、イラスト右下には同氏のサインが確認できる。
- 原作・アニメにおいて―
モデルは原作・アニメDMの「記憶編」で登場したマハードの弟子である少女マナ。
マハードに比べると魔法の腕は未熟であり、元気はあるものの失敗も目立ち、登場当初は精霊も見る事ができなかった。
しかし、師が盗賊王バクラに敗れて精霊となった後に、猛特訓を積んだことで魔法の腕も向上し、《ブラック・マジシャン・ガール》そっくりの精霊を操れるほど成長した。
盗賊王バクラとの最終決戦にもアテムの援軍として駆けつけており、最終的には生き残った上で千年輪の所持者として新たなファラオとなったセトを守る神官の1人になった。
このカードのイラストの姿は、この時のマント姿で千年輪を身に付けたシーン(原作では1カットだけ確認できる)をイメージしたものだろう。
- 原作とアニメでカラーリングが異なり、原作では金髪に対し、アニメ版では濃い茶髪である(原作カラー版ではアニメ版のカラーとなっている)。
ちなみに精霊の方も色合いが違っており、原作ではマナに似て褐色肌だったが、アニメ版では肌の色を含めて《ブラック・マジシャン・ガール》そのものの姿である。
また、原作では戦闘を行える程ではなかったため師匠に魔力を与えてのサポートだったが、アニメ版では師匠と共に戦いに加わっている。
- アニメ版ではアテムの幼馴染という設定が追加されており、理由は不明だが記憶の世界の住人でない遊戯たちを見ることもできた。
関連カード †
―効果関連
―イラスト関連
収録パック等 †
Tag: 《守護神官マナ》 モンスター 効果モンスター 星6 光属性 魔法使い族 攻2000 守1700 守護神官