熟練(じゅくれん)黒魔術師(くろまじゅつし)/Skilled Dark Magician》

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1900/守1700
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
(2):魔力カウンターが3つ置かれているこのカードをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する。

 黒魔導の覇者で登場した闇属性魔法使い族下級モンスター
 魔法カード発動する度に自身に魔力カウンター置く永続効果魔力カウンターが3つ置かれた自身をリリースすることで手札デッキ墓地から《ブラック・マジシャン》特殊召喚する起動効果を持つ。

 《ブラック・マジシャン》サポートカードの中でも比較的古くから存在する一枚。
 除外以外の全ての領域から《ブラック・マジシャン》特殊召喚でき、アタッカーもこなせるので登場当時は重宝された。
 しかし魔力カウンター3個という発動条件は、現在では重く即効性が低いと言わざるをえない。
 魔法カード魔法カードサーチできる《トゥーンのもくじ》《テラ・フォーミング》《魔力掌握》を利用すればある程度加速できる。
 だが、カードプールが増加した現在では《ブラック・マジシャン》をより高速でサーチリクルートする手段が多数存在しており、敢えてこのカード《ブラック・マジシャン》を出す理由は見出し難いのが現状である。

 このカードを使うならば、魔力カウンターをいくつも置けるアタッカーとして運用した方が良い。
 【魔力カウンター】【魔法族の里】ならば《魔導騎士 ディフェンダー》《クルセイダー・オブ・エンディミオン》とサポートを共有できるため相性が良い。

  • 小説版付録のデッキリストによれば、劇場版『光のピラミッド』で遊戯が使用したデッキにはこのカードが2枚入っていたようだ。
    劇中ではこのカード手札に来ることはなかったため、海馬の永続罠《完全破壊−ジェノサイド・ウィルス−》によってデッキから墓地へ送られてしまったものと見られる。
  • アニメ5D's第114話でカップラーメンマン(クロウ)に負けた男が持っていたのを確認できる。
  • コナミのゲーム作品において―
    デュエルリンクスでは覇王十代に専用ボイスが用意されている。
    召喚時の口上は「我が力による支配の先兵となれ!《熟練の黒魔術師》!」。

関連カード

《ブラック・マジシャン》デッキから特殊召喚する

―《熟練の黒魔術師》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:特殊召喚する《ブラック・マジシャン》を選ぶタイミングはどのタイミングですか?
A:効果処理時特殊召喚する《ブラック・マジシャン》を選択します。 (08/12/08)

Q:対象をとる効果ですか?
A:対象をとらない効果です。(08/12/08)

Q:このカードを含めて自分フィールドに5体のモンスターがいるとき、効果発動できますか?
A:できます。(10/05/09)


Tag: 《熟練の黒魔術師》 効果モンスター モンスター 星4 闇属性 魔法使い族 攻1900 守1700

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