《深淵の指名者/Abyssal Designator》 †
通常魔法
1000ライフポイントを払う。
種族と属性を1つずつ宣言する。
相手は宣言された種族・属性を両方とも満たすモンスターを手札またはデッキから1枚墓地へ送る。
SOUL OF THE DUELISTで登場した通常魔法。
相手に手札・デッキから宣言した種族・属性を満たすモンスターを墓地へ送る事を強制させる効果を持つ。
相手の切り札、特に制限カードを墓地へ送れば、デュエルを有利に運ぶ事ができる。
だが、手札からならよいが、デッキからでは単純にディスアドバンテージとなる。
しかも、墓地利用が極めて豊富な昨今では墓地へ送られるだけなら問題ない場合も多く、刺さるケースが限定される。
この点は【召喚獣】のような相手の墓地除外が容易なデッキであれば補う余地がある。
また、昨今では属性や種族が統一されたテーマデッキが大半となり、メインデッキの汎用的なパワーカードが切り札となることはほぼなく、この効果で目当てのカードを墓地へ送ること自体も難しくなってしまっている。
片方のみ統一されている場合も多く、その場合は付け入る隙があるが、ここまでに挙げた全ての条件をクリアできる状況は相当少ない。
現在でも安定して狙いやすいパワーカードとしては《灰流うらら》などの手札誘発メタカードがあり、それらは自分のターンに手札から落とすメリットも大きい。
しかしそうしたカードは現在制限カードに属していないため複数枚積まれる事が多く、仮に手札に1枚あったところでデッキから1枚墓地へ送れてしまいやすい。
《禁止令》を使う方が幾分か現実的といえる。
関連カード †
―指名者と名のついたカードについては《闇の指名者》を参照。
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:神属性・炎族のような存在しない組み合わせの種族・属性を宣言できますか?
A:できます。
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