《真の光/True Light》 †
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。
●同名カードが自分のフィールド・墓地に存在しない、
「青眼の白龍」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから自分フィールドにセットする。
(2):自分のモンスターゾーンの「青眼の白龍」を相手は効果の対象にできない。
(3):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られた場合に発動する。
自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
WORLD PREMIERE PACK 2021で登場した永続罠。
《青眼の白龍》を特殊召喚するかそのサポート魔法・罠カードのデッキからセットする効果、《青眼の白龍》に対象耐性を与える効果、自身がフィールドから墓地へ送られた場合に自分モンスターを全て破壊する強制効果を持つ。
《青眼の白龍》版の《永遠の魂》といえるカードだが、細部は異なっている。
あちら同様に表側表示の状態から墓地へ送られると強制の全体除去が発動してしまうので、相手の魔法・罠除去には気を付けたい。
(1)は《青眼の白龍》の特殊召喚またはそのサポート魔法・罠カードのサーチ。
蘇生制限を満たしていれば、墓地の《青眼の亜白龍》の蘇生も可能。
《青眼の白龍》、《青眼の亜白龍》は単体でも十分なステータスを備え、(2)による耐性付与も含めてアタッカーや壁の確保として頼もしい。
サーチの方は直接フィールドにセットするので《灰流うらら》等の妨害も受けない。
しかし、フィールド・墓地に同名カードが存在するものはセットできないという制約もあり、中盤以降は使いにくくなる。
継続的にセットしたいのであれば、《ビンゴマシーンGO!GO!》で早めにこのカードをサーチしておきたい。
(2)は《青眼の白龍》への対象耐性の付与。
対象をとらない効果は防げないので過信は禁物だが、幾分か場持ちが良くなることは確かだろう。
なお、自分のカードで対象に取る事は可能なので、こちらのカードによる破壊耐性の付与や強化などは問題なく行える。
(3)は自分フィールドのモンスターを破壊する効果。
《永遠の魂》に比べると墓地へ送られる事が発動条件となっているため、バウンスや除外ならば発動しない。
相手の効果破壊にチェーンする形でバウンスできれば理想的である。
またドラゴン族モンスターに関しては【青眼の白龍】とも相性の良い蘇生カード《復活の福音》1枚で守ることができるため、予め墓地へ送れていれば不意の除去もあまり気にならない。
《蒼眼の銀龍》で事前に破壊耐性を与えておくのもいいだろう。
このカードを狙う除去効果にチェーンして《蒼眼の銀龍》を特殊召喚すれば、「チェーン1:このカードの(3)の効果」「チェーン2:《蒼眼の銀龍》の(1)の効果」とチェーンを組む事で回避できる。
墓地で発動する効果である為、自分の《青眼の精霊龍》で発動を無効にすると言う手もある。
(1)に対応する中でも《強靭!無敵!最強!》は(3)のデメリットへの対策ともなり、《青眼の白龍》を特殊召喚することで再セットできる為、優先して用意する意義があるだろう。
- 原作・アニメにおいて―
《永遠の魂》と同じく、イラスト・効果のモチーフは白き龍が封じられた石版である。
「バトルシティ編」で2度、その後「王の記憶編」でカーの石版として登場している。
- 「海馬vsイシズ」戦において、海馬の脳裏に突如として閃いた過去の記憶と、準決勝戦「闇遊戯vs海馬」戦において、《オベリスクの巨神兵》と《オシリスの天空竜》らが攻撃を相見えた瞬間の決闘者の双方の過去の記憶として登場。
前者では、神官セトが《青眼の白龍》のカーとなる女性・キサラを抱きかかえて石版を見上げている描写であり、海馬瀬人はこれを「これは一体何だ、この脳に閃く悲しみは」と表現していた。
しかしこのシーンは、「王の記憶編」で登場することがなく(ゾークとの決着直後の原作での類似場面では石板に白き龍が描かれていない)、原作およびアニメおよび後日談の劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』でも明かされる事がなかったため、いずれにも補完されていないシーンとなった。
- コナミのゲーム作品において―
マスターデュエルのデュエルフィールド「古の決闘の記憶」の相手側の背景でイラストの石板が鎮座しているのが確認でき、タッチすると緑色に発光するようになっている。
関連カード †
―サポートカード
―イラスト・効果関連
収録パック等 †
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