《真海皇 トライドン/Legendary Atlantean Tridon》 †
効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1600/守 800
このカードと自分フィールド上の海竜族モンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから「海皇龍 ポセイドラ」1体を特殊召喚する。
その後、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
LORD OF THE TACHYON GALAXYで登場した水属性・海竜族の下級モンスター。
自身と他の海竜族1体をリリースすることで手札・デッキから《海皇龍 ポセイドラ》を特殊召喚し、さらに相手モンスターの攻撃力を全体弱体化する起動効果を持つ。
攻撃力2800の《海皇龍 ポセイドラ》をリクルートしつつ、全体弱体化で戦闘破壊も補助できる。
リリース要員は、《深海のディーヴァ》・《海皇の狙撃兵》・《浮上》などを利用して揃えると良いだろう。
《アイス・ミラー》で同名カード2体を並べるという手もあり、他に海竜族が存在するなら《海皇龍 ポセイドラ》を2体並べることも可能。
しかし、「2体のリリースで単なる大型アタッカーを特殊召喚する」というのは、現在の環境ではコストパフォーマンスが良いとは言えず、エクストラデッキの各種モンスターを利用した方が有効な場面も多い。
単に《海皇龍 ポセイドラ》をリクルートするならば、手札コストのみで召喚権を温存できる《海皇精 アビスライン》も存在する。
そうした点を考慮した上で、あえて採用する意義があるのかをよく考える必要があるだろう。
- カード名の由来はギリシア神話に登場する海神の1人「トライトン(Triton)」だろう。
海神ポセイドンと、女神アムピトリーテーの息子であり、人間の上半身と魚の尾を持つ人魚のような姿で描かれるのが典型である。
ポセイドンの隣で荒れた海を鎮めるほら貝を吹くのが仕事とされ、航海の安全を司る神として信仰された。
- 日本では手塚治虫原作のアニメ『海のトリトン』の影響で「トリトン」という読みが一般的である。
この作品のトリトンは若々しい少年であるが、神話のトリトンはポセイドンによく似た屈強な男性、或いは老爺であるともされる。
このモンスターは《海皇龍 ポセイドラ》の幼体というべき姿であり、日本特有の「若々しいトリトン」の影響を受けた姿と言うべきであろう。
また、《海皇龍 ポセイドラ》の尻尾がトライデントになっているのに対して、こちらは尻尾がほら貝になっており、こちらには上記の神話の影響を見て取れる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードの効果で特殊召喚に成功した《海皇龍 ポセイドラ》に対し、《奈落の落とし穴》を発動できますか?
A:いいえ、その後攻撃力をダウンする処理を行いますのでタイミングを逃すため発動できません。(13/02/16)
Q:弱体化効果を受けるモンスターがいない場合に、このカードの効果で特殊召喚に成功した《海皇龍 ポセイドラ》に対し、《奈落の落とし穴》を発動できますか?
A:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、または裏側守備表示のモンスターのみが存在している時に限り発動する事ができます。(13/02/23)
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