《征覇竜−ブレイズ/Blaze, Supreme Ruler of All Dragons》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
レベル7モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の手札・フィールドのカード1枚と相手フィールドのカード1枚を破壊する。
(2):ドラゴン族か炎属性モンスターを自分の手札・墓地から2体除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合にEXデッキに戻る。
Vジャンプ(2023年11月号) 付属カードで登場した炎属性・ドラゴン族のエクシーズモンスター。
自分の手札・フィールドのカードと相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊する起動効果、手札・墓地からドラゴン族または炎属性を2体除外し自己再生する起動効果を持つ。
(1)は自分フィールド・手札のカードと相手フィールドのカードの破壊。
ランク7の除去としては1:1交換の効果破壊と一見平凡であり、同ランク帯には競合先も多い。
それらに対するこのカードの優位点は、対象を取らない点と自分のカードを効果破壊できる点である。
特に手札のカードを能動的に破壊できるエクストラデッキのモンスターは貴重であり、性質上先攻1ターン目での発動が難しい点を除けばコンボの始動役としても優秀であると言えるだろう。
またエクシーズ素材に指定のないランク7の除去効果には全体的に対象を取るものが多く、【ランク7】で対象耐性を持つものを仮想敵に据える場合も優先度が上がる。
除去後にはそのままアタッカーとして運用でき、やはり同ランク帯では比較的高めの攻撃力を有するため持て余すことも少ないだろう。
(2)は炎属性またはドラゴン族合計2体をコストにした自己再生。
手札からも除外できるが、できれば墓地から除外して消費を抑えたい。
除外された場合の効果を持つモンスターをコストに使ったり、帰還手段を備えていれば尚良い。
逆に、狙った自分の手札・墓地の炎属性またはドラゴン族モンスターを除外する為にも利用できる。
リンク召喚などの素材にするほか、(1)で自身を破壊することでも能動的にこれをフィールドから墓地へ送ることが可能。
エクシーズ素材が無いため、自己再生した後の活用法は単純なアタッカーや素材利用に留まるが、フィールドを離れるとエクストラデッキに戻る点には注意。
《天霆號アーゼウス》・《厄災の星ティ・フォン》等を重ねられればバウンスを阻止できるが、前者は肝心のリセット効果がそのままでは使えず、後者は重ねる条件が相手に依存するうえ自分フィールドの他のモンスターとの兼ね合いもある。
無理に踏み倒そうとせず、何度でもエクシーズ召喚が可能になる効果とだけみなして運用するのもひとつの手だろう。
- イラストでは火山を踏みつけるほど巨大なドラゴンとして描かれており、背景で飛んでいる翼竜らしき影と比較しても異常なほど大きなモンスターである模様。
仮にイラストの場所が《焔征竜−ブラスター》と同一の地点だとすると、せいぜい火山と同サイズかそれよりも小さいあちらが文字通り足元にも及ばないほどのサイズ差があると思われる。
関連カード †
収録パック等 †
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