生者(せいじゃ)(しょ)禁断(きんだん)呪術(じゅじゅつ)−/Book of Life》

通常魔法
(1):自分の墓地のアンデット族モンスター1体と相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のアンデット族モンスターを特殊召喚する。
その相手のモンスターを除外する。

 Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した通常魔法
 自分アンデット族モンスター1体を蘇生し、相手墓地モンスター1体を除外する効果を持つ。

 アンデット族全般をノーコストで即座に完全蘇生できる。
 《ゴブリンゾンビ》等の下級モンスターから各種エクストラデッキモンスターへ繋げたり、《カース・オブ・ヴァンパイア》《闇より出でし絶望》等の上級モンスターを直接蘇生したりと活用幅は広い。
 《アンデットワールド》を併用すれば、より多くのモンスター蘇生できるようになる。

 さらに追加で相手墓地からモンスター1体を除外できる。
 これにより、こちらは蘇生を行いながら、墓地に存在する事で効果発動する相手キーカードを無力化することができる。
 《D.D.クロウ》のようにチェーンして行動を阻止することはできないとはいえ、相手デッキの種類と墓地の状態次第では大きな損害を与え得る。

 ボード・アドバンテージの取得と墓地アドバンテージの奪取を同時に行えるが、逆に言えばどちらかができない場合は腐る
 特に先攻ターン目は相手墓地モンスターがおらず、大量展開を行いたい時に限って発動条件を満たせない。
 また、ペンデュラムモンスターを中心としたデッキが相手の場合でも死に札になってしまう点も、注意が必要である。

  • モチーフは古代エジプトで死者と共に埋葬された死後の世界の案内書「死者の書」であろう。
    死者がオシリス神の支配する楽園へ至るまでの行程がヒエログリフと多数の絵により記されたパピルスである。
    アヌビス神が執り行うマアトの羽による審判の様子なども描かれており、古代エジプト人の死生観を知ることのできる貴重な資料である。

関連カード

アンデット族専用の蘇生カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《生者の書−禁断の呪術−》 魔法 通常魔法

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