遊戯王カードWiki - 《聖種の天双芽》

《聖種の天双芽(サンシード・ツイン)/Sunseed Twin》 †

効果モンスター
星２/地属性/植物族/攻   0/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分フィールドに「サンアバロン」リンクモンスターが存在し、
このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地のレベル４以下の植物族の通常モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2)：墓地のこのカードと自分フィールドのリンクモンスター１体を除外して発動できる。
自分の墓地に同名の植物族リンクモンスターが２体以上存在する場合、その内の１体を選んで特殊召喚する。

　SELECTION 10で登場した地属性・植物族の下級モンスター。
　サンアバロンリンクモンスターが存在する時に召喚・特殊召喚に成功した場合に植物族下級通常モンスターを蘇生する誘発効果、墓地の自身とフィールドのリンクモンスターをコストに墓地に同名カードが存在する植物族リンクモンスターを蘇生する起動効果を持つ。

　(1)はサンアバロンリンクモンスターが存在する状況で召喚・特殊召喚に成功した場合、レベル４以下の植物族通常モンスターを蘇生する効果。
　合計３体のモンスターが並ぶため、リンク召喚すればリンク３以上につなぐことができる。
　また蘇生する植物族通常モンスターがレベル２ならランク２エクシーズ召喚に、《エンジェル・トランペッター》であればレベル６のシンクロ召喚に繋ぐことも可能。

　(2)はリンクモンスターを蘇生する効果。
　蘇生するリンクモンスターは墓地に同名カードが存在し、なおかつフィールドのリンクモンスターをコストで除外する必要がある。
　サンアバロンリンクモンスターなら効果でサンヴァインリンクモンスターを展開できるため、コストや墓地に同名カードが存在する条件を満たしやすい。
　蘇生制限はクリアしている必要があるため、正規手順でリンク召喚もしておきたい。
　それ以外をコストとして除外する場合、なるべく低消費で特殊召喚できるリンク１やコントロール奪取したものなどを当てたい。
　蘇生するリンクモンスターは植物族以外条件がないため、高リンクモンスターも蘇生できるが、その場合上述の下準備が大変になる。
　リンク２以下なら《聖種の影芽》の効果で複数体をフィールドに並べられるため、その後リンク召喚を行えば同名カードが墓地に揃う。

(1)で蘇生可能なモンスターはこちらのリストを参照。
この内エクシーズ召喚を行えるレベル２を選ぶなら、融合素材サポートを受けられる《火炎草》、《ブラック・ガーデン》に対応するステータスを持つ《人喰い植物》他３種などが候補になる。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSの「スペクターvsライトニング」戦でスペクターが使用。
召喚時に(1)の効果で《聖種の地霊》を蘇生し、直後に《聖蔓の剣士》を含めた３体で《聖天樹の灰樹精》のリンク素材となった。
その後(2)を発動し、自身とコントロール奪取した《天装騎兵(アルマートス・レギオー)レガトゥス・レギオニス》を除外して《聖蔓の剣士》を蘇生した。

アニメでのテキストは以下の通り。
```
(1)：自分フィールドに「聖天樹」モンスターが存在し、
このカードが召喚に成功した場合、自分の墓地の植物族の通常モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2)：墓地のこのカードと自分フィールドのリンクモンスター１体を除外し、
自分の墓地の２体以上で存在する同名リンクモンスターの内１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
```
回数制限が付いていないのが大きな違い。
(1)は特殊召喚に対応していない代わりに植物族通常モンスターのレベル指定が無かった。
条件となるモンスターはリンクモンスターを指定していないが、サンアバロンはリンクモンスター以外のモンスターが作中に登場していないため、結果的に大差はない。
（2）は蘇生対象を選択するまでが発動の手順となっており、種族の指定が無かった。